「パンツが破れちまったよ!!」「股かい」
こないだの1/22、生まれて初めて、生の落語を聴きに行ってきたよ。
福岡市民会館。
「爆笑新春寄席」!!!!!
今日は、そのときのレポを手短に書くよ。
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夕方6時半開演。
会場、ほぼ満席。ざわざわする場内。
1番目、桂花丸(だったかな?)。前座。
噺は、『一つ穴』という滑稽噺。前座でもすごいね。
おもろかった。
2番目、名前を完全に忘れた。
新作落語。
3番目、柳家小三冶師匠!!!!
ここから真打、師匠クラスの出番!!!
長ーーい枕のあと、人情噺、『芝浜』。
(※ストーリー)
怠けものの魚屋、魚勝は、女房にさとされ仕方なく芝の河岸に出かける。
女房が刻を間違えたため、早く河岸に着いてしまった魚勝。
浜で煙草を吸って、問屋の開店を待っていると、ふと革の財布を発見する。
中には、四十二両の金。
「これで遊んで暮らせる」と、家に飛んで帰り、ドンチャン騒ぎ。
あくる朝起きると、女房は「財布なんか知らない。夢だ。」と言う。
「とうとう俺も、そんな夢を見るまで落ちぶれちまったか」
心を入れ替え、酒を断った魚勝は、三年後、店を出すまでになるが...
1時間くらいの長い噺やけど、あっというまだった。
笑いと、最後ホロリとくる場面もあって、いやーーこりゃ良かったよ!!!
で、中入り。20分の休憩。
缶ジュース飲みに、外へ。
ぼんやりしてたら、会場のブザーがなり、いそいそと席に戻る。
4番目!!!!
林家木久蔵!!!!
これも長い枕。次が出番の歌丸のことを、さんざんいじる。
そして、木久蔵は落語をやらなかった。なんじゃそりゃ。
最後5番目、トリ!!!
桂歌丸!!!! 風格がすごいぜ!!!
何の噺やるんかなーーと思ってたら、『鰍沢』。
かじかざわ。
これ、ものすごい暗い噺よ。しかも長い。
笑い所は、後半ちょこっとあるぐらいで、あとはひたすら陰気。
心中とか、そういう絡みの噺。
トリで、新春にこの噺を持ってくるとは、歌丸すごいな。
オルタナティブだな。
そしてお開き。
客席みんな釈然としない顔で、ざわざわ帰途へと着くのだった。
小三冶のとりこになりましたおれ。
木久蔵ラーメン買って帰ろうと思ったら、なかった。
※※参考
→ 落語データベース「ご隠居」
柳屋小三冶、桂歌丸。
by dolmens | 2007-01-28 17:22 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)