真夏の北日本海鉄道 4 (信越本線 鯨波駅~青海川駅/越後線/ほか)
◆前々々回、前々回、前回 の続き◆

信越本線を、直江津駅から北方面へ
13:10 どうやら目的地についたもよう
ここは、、、

鯨波駅(くじらなみえき)!!
駅舎におおきく描かれたクジラさんの絵が、ダイナミックで素敵だな

駅構内のようす
無人駅ですが、きれいに手入れされています
さて、、、
ここまでずっと列車に乗りっぱなしなので、
気分転換も兼ねて、ここらで一駅あるいてみることにします

テクテクと数分ほど歩くと――――おお、海だ!!
青い空! 白い雲! おおきく広がった砂浜!!
まさに、これぞ夏だな!!
と、ひとり大きなザック背負った暑苦しい姿で、
海水浴客の間をすりぬけて海見物
海は、いいものだなー!!
、、、ギラギラと日差しが肌にイタいので(&視線もイタいので)
早々に退却!
さて、歩くぞ!!!
西へ!!

なだらかな坂道を上り、高台にある車道沿いを、
眼下に信越本線の線路を眺めつつ テク テク
フウフウ、あつい、、、、
~ ~ ~ ~
お日様ギラギラの炎天下
45Lのザック背負って、歩きつづけるくこと40分
、、、なんか、、、やたら遠くないか、、、
時刻表で確認したところ、駅間3km
歩速計算すれば、そろそろ着いてもいいんじゃないかって頃合いだけども、
まったくゴール見えず
長く長くつづく車道沿いを、モウロウとしながら歩くが、、、
ちょっっっっと危険な予感がするぞ
日陰がひとつもない 汗の量が尋常でない、、、

と、目の前に急にあらわれた、お土産物産館らしき建物群!!
限界だ! ちょっと涼ませてもらおう
汗だくで「フゥーーーーーフゥーーーー」と危険な呼吸をしながら、
うつろな目で魚を見つつ、しばし休憩
いやあ危ないところだった、、

なんとか九死に一生を得たところで、ふたたび歩き始めます
息も吹き返したよ!
と、はるか眼下かなたに、目的の駅らしきものが見えてきた!!
しかし、直線で行けそうな道がない、、、

どうやら、ぐるーーーっと迂回して降りてかねばならんみたいだ
だからか、こんなに遠かったのかな?
あーでも木陰の下り道で、すこし楽だ
セミの声が、ワシャワシャワシャワシャとにぎやかです
ちょっと余裕も出てきたぞ

フウフウ、もうひといき!
ワシャワシャワシャワシャワシャーーー
あつい、、、
背中の汗がすごい
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物産館からさらに歩くこと30分、
ついた! ついたよ!!
青海川駅(おうみがわえき)!!
いやあ危うく行き倒れるところだった
助かった

駅構内は、ちっちゃな待合室になってる
まだ新しい雰囲気

それにしても、ホームの真ん前が、すぐ海!
これは近いな!!
日本海ではあるけど、波もおとなしくて、とても穏やかです

ホームにはイマハシただひとり
あたりはほどよく静かで、波の音がときおりザザーーーン、、と言うだけ
いったん重たいザックをホームに降ろして、
列車がくるまでひと休み――

14:55 お 列車きました
ひさしぶりの列車が、ありがたい!
のりこんで、いざしゅっぱつ! プシューーーガタン

ガタンゴトン! いやー列車はさすが速いなあ
さっきの鯨波駅が、もう見えてきた
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15:05

終点、柏崎駅とうちゃく! あっちゅう間だったな
ここも降りたのは初めて
かつて「きたぐに」で通り過ぎはしました

さて!
ここから越後線の未乗区間に臨みます
15:30 列車に乗りこんで、いざしゅっぱつ!
北へ! ガタン

さすが新潟、だんだんと田園の風景が広がってきました

人間のDNAがなせる業なのか、
大きく広がる田んぼを見ると、やはり落ち着くものだなあ
ガタンゴトン

大きな川の上を、ゴォォオオオオーーと渡ります
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16:40 吉田駅とうちゃく!
これにて、越後線の未乗区間をコンプリート!!
ここ来たのも、じつに久しぶり
感慨深いものだな
あれは7年前のことだった
大ケガして、当時、松葉杖から杖になったばっかりで、、、
てか、我ながらよくそんな状態で18きっぷ旅してたな
当時の自分よ

さて、ここから弥彦線~信越本線まわりで、新潟を目指します
まずは16:50 吉田駅をしゅっぱつ!
ガタン!

カタタタン カタン
車窓に田んぼが目いっぱい広がります

17:00 東三条駅とうちゃく
ここからふたたび信越本線
17:30 ホームで列車にのりこんで、しゅっぱつ! ガタ

ゴトトトン ゴトン
だいぶ空が傾いてきました

ガタタタン ガタン――
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18:20 新潟駅とうちゃく!!
これにて、本日の列車は終了
おつかれさまでした
はるばる戻ってきたよ、新潟!!!
~ ~ ~ ~ ~
お腹すいた、、、ということで、夕飯タイムにします
前回こちらに来たとき、その美味しさにいたく感動したお店があったんだけど、
なんて名前だったか? また行きたいな
しかし場所も覚えておらず、
ウロウロとそれらしき店をなんとか探し出し、いちかばちか入店!

その名も「天地豊作」
こんな名前だった気もする
おじゃまします

当時(7年前)頼んだのと同じ品とおぼしき、
新潟名物、タレかつ丼
いただきます、モグ、、、
――う!
うまい!!!!
これだこれこれ! 間違いはない!!
至宝の新潟米と醤油だれカツという、
シンプルながらも黄金のコンビネーション!
これは箸がすすむ!!
うめうめモグモグ言いながら日は落ちて、
しかし!
一日の終りとはいえ、ある意味きょうのこれからが出発のときである!!
意味わからん?
ならば答えよう!!!
それはーーーーー!!!!!
(つづきます)
by dolmens | 2017-09-05 06:24 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)