大東流合気柔術 平成二八年一月稽古

■合気の手(いわゆる合気上げ)
(自分メモ)
~ 相手をのけぞらせるのではなく、前のめらせるために ~
初動、アサガオに肘を入れて、
力がぶつかった時点で、さらに肘を入れる
この際、おそらく、同時に、順体の足の抜きも連動しているものと思われる
「『合気の手』は、精神的なあれこれでなく、明確な『技術』です」と教えを受けており、
ひとつひとつの細かいところをつむぎつつ、
できないながらも、あれやこれや悩みつつ稽古をしています
■三ヶ条
・居捕 「手枕」 「切羽」
自分のもと居た場所に相手を呼び込んで崩す(自体をさばいてから)
「巻き込み崩し」が要諦の技であると認識してます
その巻き込み崩しの仕方をいろいろ試行錯誤していますが、これ、
無理やり引っ張ったりして巻き込んでいるのではなく、
むしろフッと呼び込んでいる
ということが、実感として少しずつ分かりはじめた気がします
さらに、
相手の力を吸っている、、、
という感覚も(若干だけど)感じている
しかし、この感覚の方向性は正しいのかどうか、現時点では分かりかねます
~ ~ ~
いずれにしても、床を蹴って動かない、、、ということは理解できてて、
おかげさまで接地面であるヒザのいたみも最早ないのですが、
どうにもまだ動きが遅れるのが悩みでありました
そんな中、わずかな一筋の光明が見えてきた思いです
相手からの当て身をさばいた際「自体のねじれ始め」を動作のキッカケとして
そこから巻き込み崩しにまで動けるようにする、身体の神経回路が
ちょっとずつ育っているのかも、と今月は感じました
~ ~ ~
それにつけても、こういう感覚を養うにあたって、
入門時からずっと取り組んでる「棒術」の稽古が活きてきているなという感想です
ねじらない、ためない、うねらない、蹴らない、、、、
型が、棒が、動き方を教えてくれます
ありがたいことです
by dolmens | 2016-02-02 19:37 | ◇古武術の稽古・身体操法