初秋の桜旅 (新幹線さくら/福山城)
◆2013年 9月下旬のある日◆
am9:30 博多駅 新幹線ホーム
新幹線、さくら
JR九州の秘蔵っ子、ヘッドライナー的新幹線だ
で、果たしてイマハシは、こんなところで何してるのか?
自身、新幹線に対してよい感想を抱いておらず、
長距離移動においてブルトレorフェリー愛好者であることは、
銀テツの中で何度も述べてまいりました
が、一応あれだ、一応だな、今回乗っておきます
なんだそりゃ?ってか ごもっとも
18きっぷファンであるイマハシでも、年に1回ぐらいは新幹線に乗ることだってあるのだよ
(今年は2回目だけど)
おもに、在来線で移動ってわけにいかない、やむを得ないケースなんかで
言いわけ終わり
とにかく乗り込んで、しゅぱつ!!
プシューーーーーー
カタタタン カタタタン
さすがは新型車両、シートが豪華ではある
通路
使われてる木材も、いいものを選んではいる
(在来線が主戦場の18きっぷファンとしては、
どうも素直に褒めることができない)
社内探索でウロウロしてから席に戻ると、
出発から30分そこいらしか経ってないのに、外は小倉
早くね!?
工場の景色だ
飛ぶようにして新幹線さくらは走り、
山口県の山あいを行きます
こりゃーあっという間に、目的地につくな、、、
カタタタン カタン――
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11:20 着きました、福山駅!
広島の東部
むかし、「寝台特急なはつき」で訪れて以来だな
駅から道路一本はさんだ向かい側は、福山城です
でかいです
せっかくなので、登城します
敷地内をズイズイと進んでいくと、本丸へとうちゃく!
が、あいにくの休館?日
中には入れず、、、
仕方がないので、本丸や福山の街を眺めながら、
お昼の弁当を食す
高台だからか、風がよく通ってすずしいな
ツクツクボウシの鳴く声も減ってきて、なんだか夏が終わるみたいな雰囲気だ
いや、もうとっくに秋なのかも
お昼も食べ終わり、下城
城の周りには、バラの花が植えられています
福山は、じつはバラの町なのです
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17:00
ふたたび、福山駅の新幹線ホーム
用事を終えて、今度は「のぞみ」に乗って帰ります
行きと同じカタチの新幹線 (少なくとも、そう見える)
こういうの、N700系?って言うらしいけど、
「さくら」と「のぞみ」って、どこがどう違うのか?
新幹線ってイマイチよくわからん
とにかく、乗り込んでしゅっぱつ!
プシューーー
川の上を、コォオオオオーーーと走っていきます
あいかわらず速い
カタタタン カタタン
18時をまわって、やあ夕焼け空になってきた
もうすっかり、秋の夕焼け空だな
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
18:40 博多駅とうちゃく!
おつかれさまでした
新幹線、さすがに速し
こないだ乗ったときにも思ったことだけど、新幹線やっぱりいくらなんでも速すぎるよな
なはつきのユックリとした時間の流れ方のほうが、個人的には良かったな
列車に乗っている時間を、旅の一部とみるか、やむなき移動手段とみるか、
大いなる違いがそこにはある
ワアワア言ってはいるけど、新型新幹線は乗りごこち自体は良いものではありました
新幹線もよし、在来線なおよし、と
相対的に、各停列車の良さをかみしめることはできた
景色もノンビリ見れるし、鉄路の音なんかも在来線のはじつに良いものだ
なんてことを言いつつ、初・さくら乗車を遂行できた喜びをひそかにかみしめてはいます
福山城の涼しき風、
そして「さくら」で秋の訪れを知ったという、いとおかしき9月のひとときです
(了)
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福山駅ホームより
福山城は、ホームからでもよく見えます
肉薄してるねー
by dolmens | 2015-09-23 20:30 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)