2013 夏の話3題 (マリンワールド・平尾台・海響館)
◆2013年 7月中旬のある日◆

マリンワールド 海の中道(福岡市)に来ています
その名も、特別企画「夜の水族館」
イルカさんプールのうしろには、真夏の夜の博多湾が広がっています

館内は、あえて暗くされています
くらい水槽のなかに、ぼんやりと浮かび上がるクラゲの群れ
音もなくゆらゆらと漂うさまは、幻想的でうつくしいです

さて、階下中央の大水槽の前では、
真夏の夜のコンサートが催されています
メロウなピアノに併せた歌、なかなか雰囲気よいです
背後におよぐ小魚の群れは、ひかりを浴びてキラキラしています
キラキラしてはいますが――
ときどき、群れが不自然に急旋回するのはなぜだ

どうも、サメが同居しているらしく、、、
サメが突っ込んでいって小魚の群れがひるがえるたんびに、
ギャラリーの間から「ザワッ」とどよめきが上がる
しかも、よくよく観察してみると(もう演奏を聴くどころではない)、
小魚、サメが突っ込むたびに減ってるな
「ざわざわ、、、」
それでも演奏はノンストップ、、、
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◆7月下旬のある日◆
ふたたび北九州

平尾台自然観察センターに来ています

日本三大カルストのひとつ、平尾台
カルストと言えば「秋吉台」が有名ですが、
平尾台もそれに劣らずよいものです
自然がいっぱいで、鳥や小動物がいっぱい住んでるそうなのです
館内では、平尾台に住む動物たち(野ウサギやリス☆など)の紹介や、
ジオラマの展示などがされています

――で、今度は本物の平尾台の高台にのぼっています
カルスト!
季節はすっかり夏、
でも平尾台には風が爽やかに吹いて、けっこう涼しいです

それにしても、ここ平尾台
三大カルスト台地にも関わらず、野菜つくってるな
高原野菜とまではいかないかもしれないが、
山をわたる風をいっぱいに浴びて、さわやかな野菜が育ちそうだ
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◆8月上旬のある日◆
下関の、海響館にきています
またまた水族館
水族館っていいよね



まるでトランスしてしまいそうな、
小魚の群れが舞う景色
しばし、ときが経つのを忘れてしまいます
さて
海響館といえば「ふぐ!」の印象がつよいですが(実際いっぱいいる)、
じつは、もっとすごいのがあります

ペンギンさーーーん!!!
超特大の水槽!
その名も、ペンギン村(ちがう)
水槽の下のほうにむかって通路が続いていて、そちらからは、
「よちよち歩きのイメージ」しかないペンギンさんが、
ダイナミックに泳いでる姿が見れます
びっくりしたのですが、水の中を泳ぐ速度が、
どいつもこいつも異常に速い
まるで、空を縦横無尽に滑空するツバメのように!
とにかくハイスピード
そうか、ペンギンさんて鳥の仲間だものな、ということを改めて思い知らされる
いやすごいものだ

しかし、気になったんだが、、、
このペンギンさんは、なんでずっとうつぶせで寝てるんだ?
眠いのか、やる気がないのか、泳げないのか、、、
7月、そして8月
涼を求め、山と海(水族館だけど)を存分に満喫した、
真夏のひとときであります
by dolmens | 2015-08-31 23:10 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)