大東流、兵法二天一流 平成二六年一一月第三週稽古

■大東流 今週の稽古
こないだの日曜日、
昇段審査後に、さっそく三ヶ条の全30本のうち、
居捕(いどり)技10本を伝授いただく
火曜の稽古で、立合技を9本伝授いただく
金曜の稽古で、立合の残り一本と、後捕(うしろどり)技を5本
これで早くも、三ヶ条の残りは、半座半立の5本だけになった
これは、、、あまりにも早いような、、、?
白帯だった時代には、一ヶ条30本をひとつずつ、2年半かけて学んだ
それに比べると、今回の三ヶ条はペースがものすごく速いです
一見、無茶におもえるほど、ここまでペースが速い「理由」は、
様々あるんだろうけれど、こう認識しています
1.まず、目標とすべきひとまずのゴールを先に見ておくこと
2.平時ではじっくり稽古する時間が取れるが
――そして、じっくり動きを整えることは理想ではあるけど――
往々にして、「時間」は待ってくれないという事実を身をもって知る
これを意識して稽古に臨むと、効率のいい吸収ができるように感じます
そもそも、時間は限られてる
あせりはいけないが、ダラダラもいけない
難しいことではあります
しかし、簡単なことしかやらないのでは、上へは行けない
~ ~ ~
大東流や兵法二天一流の稽古のことを、
日記や銀テツに書くことを、これまで遠慮してきました
しかし、初段認許のときに許しは頂いていたので、
今後は、差し仕えなさそうなところは、己のためにも記していくことにした
箇条書きレベルになるかもしれないし、毎回は書けないかもしれないけど、
その時々の段階で得た気づき・感動を、あとで知ることができるよう残しておくことは、
自分にとって、とても良いことのように思えたので
というか、これまでは、学ぶことに精いっぱいで、
とてもアウトプットできる状態ではなかった
(毎回の稽古で学んだ「型の手順」や「動きの注意点」などは、
入門当初から今までも欠かさず、稽古後にまとめて記録はしてる)
もうひとつ、「秘すれば花」の部分、
つまりどこまでクローズでどこまでオープンにして良いものやら
そのサジ加減が分かりかねていたこともあります
流派が守ってきた秘伝と思える箇所、他言できない技の掛け方もいくつか伝授いただいてるし、
個別の型の技法でも、どこまでオープンOKかいまだ判断できかねる部分が多いので、
注意しながらにします
結果、奥歯に物がはさまったような言い方になるかもしれないが、
しばらく慣れるまでは仕方なし、と割り切るしかない
(写真は合気拳法の後ろ蹴)
by dolmens | 2014-11-23 22:16 | ◇古武術の稽古・身体操法