人気ブログランキング | 話題のタグを見る

鶴崎ツアー(ボイラー)

 
◆2012年 10月下旬のある日◆


鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20152030.jpg

とり天! とり天!!
ワッショイ!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノワッショイ!!

とり天といえば、そう! 大分デスヨ!!

というわけで、18:40
福岡からはるばる大分に向けて、夜の国道をひたすら走っている途中、中津をすぎたあたり
ここらで夕食タイムってわけだ
とり天ウマー

で、
「目的」は、いずれ明かされよう、、、













===============

~ あくる日 ~


鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20153382.jpg

am8:20 大分市の東、鶴崎!!

鶴崎といえば、工場ばっかりってイメージしかないが、
そのわり静かです
空も青くて、朝の空気がおいしくて、秋晴れのすがすがしさでいっぱいです


本日から3日間、「ボイラー」の勉強のため講習を受けます
ドキドキ











鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20154473.jpg

さっそく実地講習
チッチャイが、れっきとしたボイラーだ!!

ボイラーって、その知名度のわりに、一般にいだかれるイメージとしては、
率直に言って、地味 という印象だろう


だが、あなどるなかれ!









鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20155485.jpg

ボイラーは、 をつくりだすシステムとしては、
効率面では「電気」よりもはるかに優秀だといえる
※ 「電気」は、熱関係の仕事をするのが苦手

ボイラーのしくみをカンタンに言うと、
・密閉容器に水などを入れて、これをガンガン加熱し、蒸気や温水にして、
 パイプなどで循環させ、これを他に供給する
 (建物内を温めたり、製品に熱を与えたり)


ボイラーの構造において、特筆すべき重要な点として、
システム的に電気を必要としない ことが挙げられる
ボイラーにおいては、電気エネルギーではなく、熱・圧力エネルギーが主役である

身のまわりに電化製品や電磁波が飛び交う昨今、
電気を使わないボイラというシステムが現に存在するって、
これはすごいことだと思わないか?









鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_2016312.jpg

といっても、正確には電気まったく使わないわけではない

これ、ボイラの起動時に、着火をするための電極棒だそう
一瞬だけ高電圧をかけてサージを起こすためのもの
イメージ的にはアレだ、ガス気体中に電気火花を飛ばして、火をおこす感じだ












鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20161151.jpg

制御関係や、ポンプ等でも電気は使う
しかし、ポンプは加水給水等でつかうため、常時動いてはいないし、
制御にしても、つかう電気の量はさして多くはない


正直これまで、ボイラーって、古い技術のような印象を持っていました
しかし今あらためておもうと、ボイラーって実はすごいんじゃないか
これからの時代のエネルギーを考える上で、
重要なシステムとして見直されるべきものなのではないか、という予感がするのです













 ~  ~  ~ 







鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_2016244.jpg

初日の講習が終わって、会場ちかくの宿に戻る
きのう前ノリで泊まったから、これから計3泊お世話になる宿だ

アタマ使いすぎて非常に腹へつたので、カツ丼定食いただきます
おかずが麻婆豆腐という、この濃さ
いただきます、、、

――うまい!
カツ丼がこんなにうまいものだとは、知らなんだ
アタマと身体が、カロリーを欲しているんだなあきっと



ペロリたいらげた後は、
湯がいくらなんでも熱すぎの大浴場で汗をながし、
明日も朝早いのでオヤスイミン、、、











===============

~ 講習2日目 ~


朝から夕方までずっと座学で講義だったので、ボイラの話は省略




鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20163413.jpg

17:30 ここは、佐賀関
日本海、日本海よ――

どっか外に夕食をたべにいきたいということで、
鶴崎から少し足を伸ばして、佐賀関まで来てみました
ふりむけば、、、!










鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20164522.jpg

おおーーーあかるい!
「関の亭」さっそくおじゃまします










鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20165641.jpg

ぶり刺身定食!!
切り身が、あえて厚い!!
いただきます、モグ、、


――う、うまい!!
新鮮だこのブリ! 新鮮だーーー!?
潮のかおりと、魚の芳醇な風味とが相まって、激ウマだコンチクショー!










鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_2017884.jpg

「関あじ、一切れあげよう」と、
今回連れだって来ている友人が、なんと関アジの刺身くれた
(この人は関あじ定食をたべてる)

サンクス! もぐ

――うまい! さすがにうまいぞコノヤロー!!













===============

~ 講習3日目(最終日) ~

朝から夕方まで座学で講義だったので、ボイラの話は省略
講義はさすが、ためになった




鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20172185.jpg

17:40 ぶじにボイラの講義をすべて受け、
重要な知識を得ることができ、とても満足しています

すでに大分市を去り、ここは、里の駅かんなわ
ここで、夕ゴハン食べます

それにしても、この店、湯気 でモクモクだな!

もしや、これもボイラのなせる技なのか!?
鶴崎帰りのわれわれを、ボイラ仕様で手厚くもてなしてくれてるのか










鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20173243.jpg

いや、ちがう!
これは、足湯だ!?

名湯、鉄輪温泉 の足湯につかりながら、ゴハンが食べられるというゴージャスさ!!
長い板が2枚、テーブル用と腰かけ用として据えつけられています
さっそく上流に陣どり、ハダシになって、足を湯にチャポン、、、


、、、、、、!!?
あちあちあちーーーーーー!!!!

なななななんだなんだなんだこの熱さ!!?
足のくるぶしから下が、一瞬で真っ赤になったじゃないか!!?

下流に座っている他のお客さん 「そこ、熱くないですか?」
熱いも熱くないも、むちゃくちゃ熱い!
てか、はよ言って!










鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20174545.jpg

で、出てきた料理が、しか丼地獄蒸しの玉子

今できるメニューが、これかいのしし丼しかなかったという、、、
なんだ、この「けもの」チョイス??
まあいいや、いただきます
モグ


――うまい!
意外とイケル! 鹿肉って固いイメージだが、じっさいこの肉カタいが、
味はしっかりついててイイカンジ





うめうめ言いつつ、温泉の湯気とボイラの熱に、不思議なリンク感を覚えつつ、
ボイラというシステムのポテンシャルと、熱力学の「妙」 に思いをはせた、
秋の3日4日大分リトルジャーニーであります
















===============

鶴崎ツアー(ボイラー)_b0005281_20175785.jpg


 
 
 
 
 

by dolmens | 2014-09-09 20:30 | ◇自然科学と僕ラ  

<< 大相撲九州場所、土俵祭り! 山口市FBツアー >>