鶴崎ツアー(ボイラー)
◆2012年 10月下旬のある日◆
とり天! とり天!!
ワッショイ!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノワッショイ!!
とり天といえば、そう! 大分デスヨ!!
というわけで、18:40
福岡からはるばる大分に向けて、夜の国道をひたすら走っている途中、中津をすぎたあたり
ここらで夕食タイムってわけだ
とり天ウマー
で、
「目的」は、いずれ明かされよう、、、
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~ あくる日 ~
am8:20 大分市の東、鶴崎!!
鶴崎といえば、工場ばっかりってイメージしかないが、
そのわり静かです
空も青くて、朝の空気がおいしくて、秋晴れのすがすがしさでいっぱいです
本日から3日間、「ボイラー」の勉強のため講習を受けます
ドキドキ
さっそく実地講習
チッチャイが、れっきとしたボイラーだ!!
ボイラーって、その知名度のわりに、一般にいだかれるイメージとしては、
率直に言って、地味 という印象だろう
だが、あなどるなかれ!
ボイラーは、熱 をつくりだすシステムとしては、
効率面では「電気」よりもはるかに優秀だといえる
※ 「電気」は、熱関係の仕事をするのが苦手
ボイラーのしくみをカンタンに言うと、
・密閉容器に水などを入れて、これをガンガン加熱し、蒸気や温水にして、
パイプなどで循環させ、これを他に供給する
(建物内を温めたり、製品に熱を与えたり)
ボイラーの構造において、特筆すべき重要な点として、
システム的に電気を必要としない ことが挙げられる
ボイラーにおいては、電気エネルギーではなく、熱・圧力エネルギーが主役である
身のまわりに電化製品や電磁波が飛び交う昨今、
電気を使わないボイラというシステムが現に存在するって、
これはすごいことだと思わないか?
といっても、正確には電気まったく使わないわけではない
これ、ボイラの起動時に、着火をするための電極棒だそう
一瞬だけ高電圧をかけてサージを起こすためのもの
イメージ的にはアレだ、ガス気体中に電気火花を飛ばして、火をおこす感じだ
制御関係や、ポンプ等でも電気は使う
しかし、ポンプは加水給水等でつかうため、常時動いてはいないし、
制御にしても、つかう電気の量はさして多くはない
正直これまで、ボイラーって、古い技術のような印象を持っていました
しかし今あらためておもうと、ボイラーって実はすごいんじゃないか
これからの時代のエネルギーを考える上で、
重要なシステムとして見直されるべきものなのではないか、という予感がするのです
~ ~ ~
初日の講習が終わって、会場ちかくの宿に戻る
きのう前ノリで泊まったから、これから計3泊お世話になる宿だ
アタマ使いすぎて非常に腹へつたので、カツ丼定食いただきます
おかずが麻婆豆腐という、この濃さ
いただきます、、、
――うまい!
カツ丼がこんなにうまいものだとは、知らなんだ
アタマと身体が、カロリーを欲しているんだなあきっと
ペロリたいらげた後は、
湯がいくらなんでも熱すぎの大浴場で汗をながし、
明日も朝早いのでオヤスイミン、、、
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~ 講習2日目 ~
朝から夕方までずっと座学で講義だったので、ボイラの話は省略
17:30 ここは、佐賀関
日本海、日本海よ――
どっか外に夕食をたべにいきたいということで、
鶴崎から少し足を伸ばして、佐賀関まで来てみました
ふりむけば、、、!
おおーーーあかるい!
「関の亭」さっそくおじゃまします
ぶり刺身定食!!
切り身が、あえて厚い!!
いただきます、モグ、、
――う、うまい!!
新鮮だこのブリ! 新鮮だーーー!?
潮のかおりと、魚の芳醇な風味とが相まって、激ウマだコンチクショー!
「関あじ、一切れあげよう」と、
今回連れだって来ている友人が、なんと関アジの刺身くれた
(この人は関あじ定食をたべてる)
サンクス! もぐ
――うまい! さすがにうまいぞコノヤロー!!
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~ 講習3日目(最終日) ~
朝から夕方まで座学で講義だったので、ボイラの話は省略
講義はさすが、ためになった
17:40 ぶじにボイラの講義をすべて受け、
重要な知識を得ることができ、とても満足しています
すでに大分市を去り、ここは、里の駅かんなわ
ここで、夕ゴハン食べます
それにしても、この店、湯気 でモクモクだな!
もしや、これもボイラのなせる技なのか!?
鶴崎帰りのわれわれを、ボイラ仕様で手厚くもてなしてくれてるのか
いや、ちがう!
これは、足湯だ!?
名湯、鉄輪温泉 の足湯につかりながら、ゴハンが食べられるというゴージャスさ!!
長い板が2枚、テーブル用と腰かけ用として据えつけられています
さっそく上流に陣どり、ハダシになって、足を湯にチャポン、、、
、、、、、、!!?
あちあちあちーーーーーー!!!!
なななななんだなんだなんだこの熱さ!!?
足のくるぶしから下が、一瞬で真っ赤になったじゃないか!!?
下流に座っている他のお客さん 「そこ、熱くないですか?」
熱いも熱くないも、むちゃくちゃ熱い!
てか、はよ言って!
で、出てきた料理が、しか丼 と 地獄蒸しの玉子
今できるメニューが、これかいのしし丼しかなかったという、、、
なんだ、この「けもの」チョイス??
まあいいや、いただきます
モグ
――うまい!
意外とイケル! 鹿肉って固いイメージだが、じっさいこの肉カタいが、
味はしっかりついててイイカンジ
うめうめ言いつつ、温泉の湯気とボイラの熱に、不思議なリンク感を覚えつつ、
ボイラというシステムのポテンシャルと、熱力学の「妙」 に思いをはせた、
秋の3日4日大分リトルジャーニーであります
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by dolmens | 2014-09-09 20:30 | ◇自然科学と僕ラ