真夏の北陸ローカル線4(高山本線)
◆前回、前々回、前々々回 の続き◆

12:00
先ほどの名古屋駅から、30分ほど列車に揺られて北上し
次なる駅へと着きました
ここは、、、

岐阜駅!
降りるのは初めてです
ムーンライトながらで通り過ぎたことはあるが、
外の様子を知らないので、ホームから出てみました

駅前ひろばには、金ピカの織田信長像が
さすが、尾張名古屋の文化圏
ド派手だね
少年少女たちの心を、わしづかみにしています
ところで、腹へったな

駅ナカの定食屋さんで、昼ごはんタイム
昨晩と今朝は、フェリーの中でカンタンな物しか食べてないので、
ここらでひとつ、ガッツリいただきます
海鮮定食です
奥にあるのは味噌カツ
芳醇なソースの匂い
もぐもぐ、、、
――うまい!! さすがは本場!
ジューシーでボリューミーで、感涙の味だ

13:10 ふたたびホーム
次なる列車が、やってきました
さあ!
これより、高山本線 に挑みます
(※正確には、さっきの名古屋駅からが高山本線の始まり)
念願も念願、どうしても乗りたかった路線です!
初の高山本線、緊張するが、
いざ乗り込んで、さあしゅっぱつ!
ガタン!
~ ~ ~ ~ ~ ~

ガタン ガタン
小一時間もすると、沿線に飛騨川が見えてきました

ガタタタン ガタン
だんだん山深くなってきました
よい感じだなあ
川と山とが織りなすこの景色、
われらが肥薩線の川線に似たものを感じます

さらに高山本線を走ると、川が、急流の様相を呈してきました
ううむ、これが飛騨高山の風情というわけか!
このへんになると、肥薩線川線よりもだいぶ急峻です
ガタン ガタタタン――
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15:15

どうやらここで、一時停車するもよう
ここは、、、

下呂駅です
言わずと知れた、名湯の里
まだ夏で汗ばむ気候だとは言え、
温泉に入ったら、サパーリするだろうな
ちょと入りたいが、、、
お!

良いものがあった!
温泉が出てるじゃないか!
しかも、タダ!
まあ、手しか入れんが
チャポンと手をつけてみると、、、
おおーー列車の冷房で冷えきったこの身体に、心地よき温かさ!
いやされるなあ
どっかの湯で全身も入りたいものですが、そろそろ出発時刻です
うしろ髪を引かれつつもホームに戻り、
ふたたびび列車に乗り込みます
~ ~ ~ ~ ~ ~

ガタンガタン
飛騨の夏、山のなか、
田園風景をながめながら列車は走ります

ゴォォオオオーーと川を渡ります
雲ゆきはあやしいが、日はジリジリと照りつけます
~ ~ ~ ~ ~ ~
15:40 ふたたび一時停車

飛騨萩原駅
両脇の木がみずみずしくて、夏にうってつけの駅だ
ミーーーンミンミンミーーと、セミの声も活気に満ちてます
数分して、ふたたびしゅっぱつ!
先を目指します

ガタンゴトン
列車は川をゴォオオオオーーと渡ります
山の景色とあいまって、よいものだなあ
高山本線!

ガタンガタン
列車はスピードを上げて走ります
しばらく、川に沿って走ります

ガタタタン ガタン
レールが描く、大きなカーブの向こうに、
町が見えてきた
そろそろ夕方、次なる目的地が近づいてきたようです
いよいよ来ました
念願の地! それは――――!!
(つづきます)
by dolmens | 2014-02-05 20:15 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)