真夏の中国地方ローカル線3 (姫新線/津山線)
◆前々回、前回 の続き◆
~2日目~

am4時半 モハヨウございます
ふたたび、津山駅にもどってきました
改札で、18きっぷに本日分のスタンプを押してもらい、入構

本日は、姫新線の昨日の続き、すなわち残りの東半分に挑みます
am4:54
静まり返ったホームからおごそかに、いざしゅっぱつ!
ゴトン
~

ガタン ゴトン
am5時をまわると、だいぶ空が明るくなってきました

am5:41 ここで列車のりつぎ
時間があるので、外にいったん出てみます

上月駅!!
となりに物産館が併設されていますが、
早朝のためか、まだ開いていません

駅前
中国山地のなかにあっても、駅の周りはそんなに山深いわけでもありません
このあたり、蛍の里だということです

ふたたび上月駅ホーム
ちょっと上等な列車ですな

自然豊かな様をあらわしているのだと思しきトンボの絵と、
「KISHIN」=姫新のロゴが、オシャレツさを慎ましやかにかもし出しています
am5:58 乗り込んで、いざしゅっぱつ!!

ガタン ガタン
播磨の里を、さっそうと列車は駆け抜けていきます――
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am7:05

姫路駅とうちゃく!
これにて、姫新線、完乗!!
思わず、目から熱いものがこみ上げてくるのを感じました
やりました、、、!
ハンケチで涙をぬぐいつつ、
しばし時間があるので、売店に朝食を調達しに行ってきます

――さて、山陽本線ホーム
岡山駅経由・新見ゆき列車に乗って、
こんどは一路、西を目指します!
7:32 しゅっぱつ!!
プシューー ガタン
~

途中の上郡駅を、車窓から
この駅って、北へと延びる「智頭急行」が出てるんですよね
なつかしいなあ

これだ、コレコレ
かつて、上郡から智頭急行を経由して、餘部に向かって旅をしたのが、
昨日のことのように思い出されます
あれは2008年のことだった

カタタタン カタン
懐かしき餘部に思いを馳せているうちに、
上郡を通り過ぎて、列車は三石、吉永と、西へ向けて走っていきます

中国地方の大動脈たる山陽本線とは言え、このあたりはわりと静かな区間です
列車本数もやや少なめ
カタン カタン――
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9:08 岡山駅とうちゃく!!
ここで、列車をのりかえます

お次は、岡山から北へと延びる、津山線に挑みます
9:11 すぐさましゅっぱつ!!
ガタ!

カタン カタタン
この津山線、群雄割拠する中国地方ローカル線の中にあって、
個人的に、やや控えめな印象を受けます

とはいえ、あくまで相対的な期待値の話であり(つまり他の路線がすごすぎる)、
津山線に特別な不満があるわけではありません
景色なんかノンビリしてて、いいもんです
――ところで、津山線といえば、
ついこの間まで「急行つやま」が走っていたことは記憶に新しい
同区間を走る快速列車と比べても、ほとんど同じスピード・所要時間なのに、
急行つやまの運用列車は普通列車とおなじキハ48系、
なのに急行料金とられるという、、、

ともかく
なかなか穏やかな風景で、心和みます
カタン カタン――
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10:24

!! ウワアーー!!?
なななななななんだなんだ!!!??

駅舎から、得体の知れない怪物の首がとびだしてるぞ!?
思わず列車を降りてしまった
なんなんだ、これは!
「たまごかけごはん」の旗のほうも若干意味不明だ
いかん! 混乱している

その名も、亀甲駅(かめのこうえき)!!
屋根がよくみたら、亀甲模様になっています
怪物じゃなくて、カメだったのか

観れば観るほど、珍駅だこりゃ
こんな伏兵が潜んでいたとは、、、
津山線、おそるべし

駅入り口の前
親亀の上に子亀を乗せてーーのオブジェ

駅舎内にあったショーケース内には、
さまざまな亀グッズの数々が

なんと、本物の亀も飼ってます
徹底してますなー おそれいった
亀づくしの亀甲駅、駅前の観光案内板によると、
近くに亀の甲羅のような岩(亀甲岩)があることに由来をしているらしいです
~
すっかり亀甲駅を堪能したあとは、ふたたび北へ!
津山に向けてしゅっぱつ
10:46 ガタン!

ガタタタン ガタン
山の中をひた走ります

山を抜けきって降りてきたら、やがて津山の町です
なつかしい津山扇形機関車庫のへりを通ります――
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10:56

終点、津山駅とうちゃく!!
これにて、津山駅、完乗!!
おつかれさまでした
一周して津山駅にもどってきた形ですね
それにしても、いやー亀甲駅がキョウレツだったなーー
津山線、あなどりがたし
しかし!
本日は、ある意味これからが本番!!
どこへ向かうのか? それはーーーーー!!!!
(つづきます)
by dolmens | 2012-01-22 21:39 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)