真夏の中国地方ローカル線1 (山陰本線/伯備線)
◆2011年 8月後半のある日◆
am7時前 モハヨウございます!
夏と言えば、やはり18きっぷです
今回は、少々ストイックな旅をしようと計画してきました

まだまだ夏まっさかり、長門市駅(山口県)に来ています
今回は、
前々から憧れていた「中国地方ローカル線」群に、片っぱしから乗りにいきます
「憧れ」なのになぜ「ストイック」なのか? 答えはいずれ明かされよう

朝焼けに煌々と照らされたオレンジ色列車にのって、
まずは山陰本線で東へ、いざ行ってきます!!!
am7:02 プシューーガタン しゅっぱつ!!
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ガタタタン タタン
山陰本線は、じつは何を隠そう先月も乗ったんですが、
何度乗っても、よいものです
海の真横を走る爽快感が、味わい深い
~
am8:55 島根県の西部、益田駅にとうちゃく!

ここで列車のりかえ
30分の停車時間で、弁当を調達して、
シルバー・ボディの快速列車「アクアライナー」にこれから3時間半お世話になります
9:27、しゅっぱつ! ガタ
~

しばし日本海に寄り添いながら、
ガタンゴトン

はや12時を廻り、出雲~松江のあたり
宍道湖をながめつつ、ガタンガタン、、、
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12:57、米子駅(鳥取県)とうちゃく!! 速い! 順調にきています
さて引き続き東へ!
次に乗る列車も山陰本線、13:09発「とっとりライナー」だが――来てないね
駅アナウンス 「えーー とっとりライナーは、しばらく来ませんよ」
構内 「!? ざわざわ」
駅アナウンス 「人身事故で、、、」
!!! なんとーーーー!?
おれ 「駅員さん、状況はどうなんです
山陰本線が動かないと、東へ行けないんですが」
駅員さん 「そりゃスマンですが、まあ1時間はむりでしょうね」
うーむ ただでさえ本数すくない山陰本線、
待つか、どうするか、、、

よっしゃ、予定変更
伯備線にのります
南下します
事前に組んだ緻密スケジュールがご破算になっちまったが、仕方なし
行き当たりばったりになるが、これも18きっぷの醍醐味!!
13:40に出発の列車があったので、のりこんだ!!
プシュー ガタン!
~

カタンカタン
やむなき変更とはいえ、伯備線は初めて乗る路線でありドキワクです
さてこの伯備線、
山陽本線以外の中国地方路線にしては珍しく電車です(電化されてる)
しかも割りかし本数もおおい
30分に1本は列車があります
山陰と山陽とを結ぶ、もっとも機能的な路線であり、
特急も行き交います

田園地帯を、カタタタン カタン
持参した地図帳を紐解くと、
米子を出発して、しばらくすると左手に名峰・大山が見えてくるらしいですが、
どれかな?

はるか遠くに見える、あれか?
伯耆富士という別称のとおり、富士山型のフォルムに見えるは見えるが
うーむよくわからんが、あれが大山だということにしちょこう

大山(と、おぼしき山)が視界から見えなくなって、
車窓からみる景色は、ちょっとずつ山深くなってきています
夏の山景色を楽しみつつも、
時刻表をにらみながら変更ダイヤスケジュールの骨組みをつくる
カタタタン タタン――
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14:50 生山駅とうちゃく!
山小屋風の駅舎が、オシャレツ
列車いきちがいのため、数分ほど停車するもよう

山小屋風の駅舎だけあって、さすが周囲も山・山・山!!
日差しは熱く、セミの声がミーーーンミンミンミンミーーーンとけたたましい!
14:56しゅっぱつ!! ガタン
~

ちょこっと走って、またまた停車
この駅でも数分ほど停車するようです
「アロハーー」
「アロハーーーー」
む、、、乗客たちが、なにやら南国ムードになってきたぞ
ここはどこですか?
「アロハーー ここは日南ですロハー」
日南!! 宮崎県にワープしたか!!?

と、いぶかしんでたら、上石見駅!!
バリバリの鳥取県じゃないか!
日南といっても宮崎ではなく、このあたりの町の名前のようです
びっくりしたなモー
それにしても、鳥取~岡山の県境であるこのへんって、井上靖ゆかりの地なのか
しろばんば、、、
15:15しゅっぱつ ガタン
~

カタン カタン
夏の山景色の中を、列車は走っていきます

中国山地ならではの風景、
山と川に沿ってカタタン カタン

川の水がきれいだな
カタンコトン――
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15:49 ジャンクション駅、新見駅(岡山県)とうちゃく!!
あっという間の2時間、中国山地の風景を楽しむことができました
ここで、列車のりかえです
さて、お次に向かう先は――!!
(つづきます)
by dolmens | 2012-01-10 22:14 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)