真夏の列島横断旅3 (只見線〔前半〕/ほか)
◆序 (災害と原発事故と世界によせて) 、 前々回 、 前回 の続き◆
~ 2日目 AM10:30 ~
郡山駅の、磐越西線ホーム
快速あいづライナー!!
別名「あかべぇ車」というらしく、じつにインパクトあるオシャレツ車体
で、赤ベコの赤べぇ
ところで、「快速あいづライナー」ということは、そう!!!
この列車、18きっぷで乗車可能ということなんですよ
こんな豪華車両に乗れるとは、うれしいものですよ
なんせコチラは、
昨日の早朝から今まで、寝てる時間も含めてほとんど列車に乗ってるので、
座席がゆったりした列車は、コワばった身体にやさしく、ありがたい
10:46
感激に胸ふるえつつ、いざ乗り込んだ
ガタン しゅっぱつ!!
~
ガタンゴトトン
山の景色が良いなー
磐越西線は、郡山(福島)と新津(新潟)とを東西に結ぶ路線です
ガタタタン ガタン
おだやかな田園風景と、遠くには会津の山が広がります
さっき郡山駅で調達した駅弁、「みちのくおむすび道中記」
昼ごはんの時間だ
玉こんにゃくや、シソ巻きおにぎりといった、素朴な顔ぶれ
いただきます!
モグ、、、んまい!!
ガタタタン ゴトン
緑の景色の中を、あいづライナーは颯爽と駆け抜けていきます――
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AM11:52、【会津若松駅】とうちゃく!!
磐越西線の途中ですが、ここで降ります
赤べこ(あいづライナー)とは、ここでおさらば、、、
と、思いきや!
改札にも赤べこ
赤べこの夏休み、、、か?
虫取りグッズを持っていますね
こちらは、リアルな赤べこ
駅の中は、赤べこだらけ
こちらは赤べこじゃないが、お城ボくん(オシロボくん)
なんなのかよく分からないキャラクター
キャスター式で、移動できるようになってるようですが、意図するところが分からん
駅の外にも出てみよう
会津若松駅を、外から
しかし、東北とはいえ、真夏のさかり!
暑い暑い
地面の照り返しが、目にまぶしい
よく晴れたなー
駅舎は、城かと見まがうほどの、豪華なたたずまい
、、、ん??
よく見ると、駅の前になにか居るな
おおーーここにも!!
特大の、ほんものの赤べこ
あたまが、ちゃんと揺れるようになっている
通りすぎていく人たちが、すれ違いざま、
つまらなさそうに、なかば義務的に、赤べこの頭をこづいていく
赤べこは無言で、ユラユラ頭を揺らせ続けるばかり
シュールすぎる光景、、、
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13:08 ふたたびホーム
さあ! これより、本日のメインイベント だ!!
きました!!! キハ40!!
そう、只見線(ただみせん)に、これより挑みます!!!
ガタン、ガタン、と入ってきた列車、全席の窓が始めっから全開!
その意気や、よし!!!
座席はボックスシート、昔ながらのタイプでこれまたグッドグッドですね
これから、4時間半をかけた極上旅がはじまります
いかすぜ!ガタン、しゅっぱつ!!
~
ガタンガタン
窓から入り込んでくる風が、汗ばんだ身体に心地いい
さて、この只見線、
全線を通して走る列車が、1日わずか3本
「ローカル線の中のローカル線」として名を馳せています
それでも廃止にならないのは、真冬に代替手段となる交通がないため、とのこと
すさまじい豪雪地帯を走る路線なのだそうです
だが、幸いにして今は8月
今回に関しては、雪の心配はいらないというわけだ
橋をゴォォオオーーと通過
川の向こうには、山が連なる
会津は、山の景色が良いなあ
といいつつも、列車自身も山に突入し、
まさに山越え中であるもよう
山を越えると、田んぼがパァーーンと広がる
晴天で、極上な風景だなあー
風の匂いが、さわやか
13:40 新鶴駅を過ぎたあたり
ずーっと田んぼが広がっている
山の陵線が、なだらかだ
まだまだ只見線の前半だけど、このあたり、標高は相当に高いんだろうなー
~
13:48
会津坂下駅(あいづばんげえき)ホーム
ここで数分停車
しずかな駅だ
春日八郎氏のふるさと・生家であるという小屋
な、なんてことなんだ!!!?
こ、こんなことがあるなんて!
ということは勿論なく(当たり前だが)、
この地方が、氏のご出身地なのだそうです
――さて只見線、まだまだ序盤
「豪雪地方がゆえ、代替交通機関の整備もままならない」、というほどの地形には、
これまでのところお目にかかっていない
つまりは、これからが本番だということですね
、、、お そろそろ列車が発車するもよう
只見線の本領発揮は、間もなくか!?
胸がドキワク!!! ふたたび列車に乗り込んだ
いざ!!!!
(つづきます)
by dolmens | 2011-10-05 23:45 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)