雪ふる列車 2
◆前回 のつづき (平成筑豊鉄道)◆
AM8:23
到着した列車に乗り込み、赤駅を出発!!
東へ、もと来た方角へガタンゴトンと戻る
第二石坂トンネル
九州最古の鉄道トンネルだという
いざ通過
ただいま通過!
ゴォォオオオーー
川の上を ガタゴト渡る
橋の上まで、雪化粧で真っ白だ
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AM8:37
次なる駅へ、到着したもよう
空が青いなあ
【崎山】(さきやま)駅 !!
相当に古い駅舎だ
次に乗る列車がやってくるまで 30分ほど時間があるので、
ここでブラブラ
近くに寄ってみる
ツギハギのような、木板の貼り付け修復跡が 痛々しい
駅舎の中
外見によらず サッパリとして小ぎれい
駅舎をホーム側から
気象告知板の跡
今でこそ、この崎山駅
無人駅でガランとしてるけど、
炭鉱全盛期のころは、さぞ大活躍したことだろう
(ここ筑豊地方は、かつて炭鉱の町として栄えた)
山の天気は 変わりやすいらしいからね
ホームの向こう側は、田んぼと山
~
――カーンカーンカーン―――
おっ 列車きた
炭都物語号!!
平成筑豊鉄道の新車両に乗れるとは!!
ラッキーだ
乗り込んで、いざ出発!!
AM9:02
ガタン!
、、、、、、うーむ
ひとりも乗っていない、、、
ガラガラ
車両の天井付近には、
筑豊地方の懐かしいモノクロ写真パネルが 並べられている
この炭都物語号、
観光や学習目的としても使われている特別列車だそう
~
進路をふたたび西へ!
また雲がどんより広がって、すぐに雪が降ってきた
さっき通ってきた、第二石坂トンネルをふたたび通過!
ビョオオオオオーーーー
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AM9:06
次の駅へ到着!!
ワタクシ一人しか乗ってないのに、ありがとうございました
さて、、、
空の色がすごいことになってんなー
【源じいの森】駅 だ
駅舎はなく、ホームに通じる小さい通路があって、
乗り場と屋根つき待合室があるのみ
余談だが
「源じい」とは、別にだれか爺さんの名前 というわけではないそうだ
このあたりの呼び名で「ホタル」のことを指すらしい
予定では、次は50分後の列車に乗ることにしてる
時間あるので、あたりを散策
雪が、とんでもなく降ってきた
ついさっきまで 青空だったのに
近くに、古い貨物車両が展示されてる
立て看板があり、
ここから、先ほどの第二石坂トンネルが見れるそうだ
いわゆる鉄道遺産だからね
ぜひ見よう!!
――おお あれか!!
、、、雪でよく見えん、、、、、、
真っ白だな
かなり吹雪いてきた
来た道を戻ると、コカコーラの赤いトラックが止まってて、
運転手が外で立ち往生しながら 携帯で叫んでいた
「だって、、え!? ちょ、、、はい!?
『山越えろ』ってんですか!?
いやいやいや! 雪すごいんすよ!!?
これ山のぼったら 死にますよ!!」
ううむ
なんだかよく知らんが、おれもそう思う
そんなこと考えていたら、えらい寒くなってきた
足先の感覚が、すでにない
予定を繰り上げ、源じいの森駅へ戻る
一本はやい列車で移動することにした
ところで、
「雪が降ろうが台風が来ようが、ダイヤが乱れることはほとんどない」
という噂の平成筑豊鉄道だが、さすがに大雪すぎるぞ
列車くるのか??
~
、、、普通に来た
カーンカーンカーン
AM9:31
寒い寒い寒い!!と言いながら、ダッと乗り込んで、いざ出発!!
さて、次に向かう先はーーーー!!
(つづきます)
by dolmens | 2010-02-01 22:58 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)