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さよなら はやぶさ 3


前々回前回 の続き◆


13時すぎ

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熊本城から、ふたたび路面電車で 熊本駅へ




前々回 すこし話したけど
はやぶさに感謝の意をしめすため、今回 あることをしようと、
かねてから計画を練ってきた

心の準備は万端ととのっている
18きっぷで改札を通り、ホームへ向かう





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2時間前とはうってかわって、大勢の人・人・人!!







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誰もが思いつめた顔つきをしている
お祭りめいたムードは、あまり感じられない
はやぶさのラストランを迎える、神妙な雰囲気だ

年配の人が、どちらかというと多い








14時をまわった
はやぶさの到着予定時刻は、とうに過ぎている





刹那!!






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遠くから、かすかな汽笛の音が!!!


列車が、レールを走る音が、近づいてくる
カタタン カタタン ガタタン!!








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うをーーーーー!!!!
はやぶさだ!!!

よくぞ! よくぞ、まあ、、、、


言葉にならない








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豪雨や事故が重なり、遅延や運行取りやめの列車も多かったのに、
はやぶさは 2時間半おくれとは言うものの すべての区間を走破し、
いま目の前にいる!!

車体は、泥やら何やらで ぐしゃぐしゃに汚れてしまっている
しかし、この青の車体は、どうしようもなく青色だ


車体からすこし離れ、かねてから準備してきた
感謝の意をしめすための計画を、実行にうつす






「青い、列車へーーーーー!!!!」

そう
はやぶさに向けて書いた、詩をもってきたのだ
書いた以上、読まねばなるまい!!!
タイトルは、そのままずばり 『青い列車へ』


まわりでは 大勢の人が、カメラではやぶさを撮影している
やはり 何人かが振り向いた
しかし!!
この場においては もはや関係ない

青い車体に向かい、
ゆっくり時間をかけて
列車と 詩を 交互にみながら
かみしめながら 詩を朗読した


気がつくと、まわりには人がいなくなっていた
青い列車を、一人しみじみと 心ゆくまで眺める

車体に触れる
ひんやりとしていた
だが、何十年もの歴史の重みを、膨大な熱を、たしかに感じた



プォ、プオオオオオーー!!!!

ひときわ大きな汽笛
別れを惜しむ時間は、いつまでも続くわけではない
ゆっくりと 動き出す列車

やがて、スピードをあげて ホームから走り去っていく
プオォォォォォーーー、、、、ン
長い長い汽笛の音を 鳴らしながら、
列車がだんだん遠さかっていく





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去っていってしまった


あんなに天気がわるかった空は
いつの間にか晴れていた













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帰途につく
鹿児島本線 上り







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途中、
羽犬塚駅で乗り換えの列車まち







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犬が飛んでいる






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奇妙な壁画が ババーーンと目の前に広がる


列車がきたので 乗り込む
出発



 ~






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原田駅で原田線にのりかえ、桂川駅







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時刻は18時前
まだ明るいので、寄り道をして帰ることにした
出発



 ~







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新飯塚駅







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未踏の後藤寺線だ

新飯塚駅~田川後藤寺駅の、わずか6駅をむすぶ 短い路線だ
出発



 ~





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あっという間に、終点・田川後藤寺へ到着
太陽は沈んで、夕暮れた





 ~



ここにきて あらためて
はやぶさ 本当に今日がラストランだったんだな、と
思いが しみじみと込みあがってきた

ラストランの到着を、最後の駅で出迎えることや、詩を読むこともできた
いくらかでも感謝の意をしめせただろうか
もちろん、それで終わり、と割り切れるものではないし
思いのたけは、いくらぶつけても まるで足りない


すっきりした気持ちにならないのは
これで終わり、と考えることができないからだろう



ブルートレイン
時代にそぐわない乗り物、ということは
さすがに分かっているつもりだ

九州~東京が、飛行機なら2時間で行けるものを
ブルートレインなら16時間だ
しかもブルートレインのほうが料金がかかる

それならば たいがいの人は飛行機を選ぶだろう
それも分かる


だが

ブルートレインの場合は、「16時間もかかる」 ではない
「16時間も、列車に乗っていられる」 だ
こんなすばらしいことが、あるか?

生き馬の目をぬく、スピード狂時代の今日、
ゆっくりとガタンゴトンと走る夜行列車
車窓を眺めるのもいいだろう
ぼんやりするのもいい
ウトウトするのもいい それは自由だ
それが、ゆとりというやつだ
心がギュウギュウにならない


スピード狂時代の行き着く先は、
時間短縮時代の行く先は、
時間が だんだんだんだん短くなっていって、その最後は

消滅
すなわち 「死」に ほかならない


寝台特急はやぶさ (と富士)
ラストランにより、九州から発着するブルートレインは すべてなくなった
しかし、これで終わりだとは思わない
復活を 願っている、、というよりは ブルトレ復活を確信しているからだ
SLの例がある
ブルトレは、また違った問題があるから なんともいえない部分はあるけど
(老朽化、、、のほかに、東ブルトレにはなくて西のブルトレだけにある問題が)


まあ この話の続きはどこかで

ありがとう はやぶさ
また会おう







ps.
最後の車内放送

下関駅手前 下り富士ぶさ








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by dolmens | 2009-11-06 23:37 | ◇ブルートレイン | Comments(0)  

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