青い列車へ 2
◆前回(2009年1月11日)の続き◆
博多駅からバタバタと、ブルートレイン・はやぶさ に乗り込んだ
イマハシリョヲタロウと山口土下座!!
土下座 「われわれの席はどこだ!?」
おれ 「11号車の開放B寝台下段 向かい合わせ11~12番だ!」
土下座 「1月11日の今日、『1』のゾロ目つづきだな」
おれ 「おう 不思議な縁を感じるぜ」
カタタン カタタン
気がつくと 列車は福岡市を抜けたようだ
開放B寝台とは、上下2段ずつ向かい合わせになっている席だ
仕切りは 各席ごとのカーテン
ゆかた・枕・シーツ・スリッパ・ハンガー が用意されてる
車窓から 景色を眺める山口土下座
イマハシリョヲタロウ
列車はトンネルに入った
もうすぐ北九州だ
~
酒を開ける
おれ 「乾杯だ」
土下座 「はやぶさへ」
おれ 「われわれの ブルートレインへ」
夕暮れの時間を過ぎて 外は、夜の色に染まりだしてきた
============
18時40分すぎ
門司駅へ到着!
ここで30分ちかく 一休みだ
いや 「一休み」は語弊があるな
おや
なにやら 乗客たちが ゾロゾロとホームに出てきたぞ
おれ 「む!?」
土下座 「あ、あれはーーーーー!!!!」
うををををををーーーーー!!
寝台特急 富士!!!!
ぬをーーーー!!!!
ガタゴトン!! ガタン!!!
はやぶさは熊本から、富士は大分から、
はるばると走ってきて
今まさに 邂逅したというわけだ!!!!
ごった返して 熱気あふれるホーム!!
はやぶさと富士の連結!!!
ここからは、ともに東京を目指して走ることになる
~
ガシャコーーーン!!!
ぶじ、連結完了!!!!
おれ 「われわれも、列車の中に戻らねば」
土下座 「おおいそごう」
ガタン
19:15 門司駅を出発し、
やがてブルートレイン富士・はやぶさは 関門トンネルへ突入
さあ九州とは しばしお別れだ
ガタン ゴトトン
============
ふたたび車内
やっと気分的にも落ち着いてきた、われわれ!
本州へ渡りきる前に
富士・はやぶさの車内を、頭から最後部まで歩いてみる
洗面台
その後ろにある、水飲み機
紙コップは 折りたたみ式だ
水を注いで ずっと持っていると ふやける
B寝台ソロの通路
A寝台シングルの通路
一人だと ソロ・シングルの個室というのは
のんびりとしてプライベートな旅を楽しめて、これも良さそうだね
われわれのB開放寝台は 2人~4人の大人数むけだ
窓がでかい という最強のメリットがある
はやぶさ6車両、富士6車両で
合計12車両分 歩くとけっこうな距離だ
連結部分は それぞれのとびらに
おたがいのマークが光っている
うをををーーー!! 富士富士!!
グハァ はやぶさーーー!!!
(つづきます)
by dolmens | 2009-10-08 22:31 | ◇ブルートレイン