大東流、兵法二天一流 平成二八年八月稽古
いまや随分と涼しくなって、すこぶる過ごしやすくなりましたが、
八月下旬までの凶悪的な暑さたるや、なんだったんだろうあれ
湿度も相当なものだったですよね
稽古前に、道着(分厚い柔道着)を着ただけで
意識が遠のきかけたことが数回ありました
それでもって、かいた汗の量が尋常でない
■二刀
・大太刀 片手素振りの真っ向切り
今一つ安定していない部分があったのですが、
どうも「己の正中線上で斬っていない」ことが大きな原因ではないかと、模索中です
片手斬りと言えど、正中線を意識した方が、
太刀の通りがよい実感があります
柔術だと基本的に正中線上で掛けないとうまくいかないので、
剣術でも同じことが言えそうなんですが、どうなんでしょうか
両手切りのときはきちんと正中線を意識するので、、、
進みつつ、迷った時には戻りつつ(楷書の両手素振りに)、
を繰り返していくのが稽古であるな、と思ったことでありました
■合気の手(合気の付け)
いわゆる「合気上げ」
いつも感覚を研ぎ澄ますようにしてこの稽古に臨んでいるのですが、
ときには、つい力んでしまう瞬間があります
しかしこれだとロクなことにならない
遅まきながら「力むと絶対に掛からない」ということは、ハッキリと分かりました
力みがあったり力がぶつかったりするようでは、それは合気と言えないのではないでしょうか
なぜならば、掛けられている側が、
力んでようが力んでまいが(クラゲみたいに脱力していようが)、
うまくいけば、どちらにしても掛かってるので
本当に不思議で仕方ない
「合気」って一体なんなのでしょうか?
by dolmens | 2016-09-01 21:45 | ◇古武術の稽古・身体操法