武雄にて (ゆめぎんが/馬場の山桜/ほか)
◆2014年 3月下旬のある日◆
だんだんと風が暖かくなってきて、もう春かと感じ始めたこの頃
佐賀県は、武雄にきています
――と!!
すわ!? あれはなんだ!??
まさか宇宙基地か?
まさか佐賀に!?
と息巻いて近づいてみたら、どうも違うような
でも、あながちハズレということもなく、、、
佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」!!
おじゃまします!
ここは、何の建物かというと!
「宇宙、地球、佐賀」の3つのコンセプトのもと、
いろんな科学技術を楽しく学べる施設なんだそうです
で、これは「地球発見ゾーン」にある、リニアモーターカー!
実際に体験乗車ができるそうで、すごいな!
こちらは、竜巻発生装置
たしかに渦巻いている! ちっちゃい竜巻が!
この部屋は、マイナス20度の部屋なんだそうです
-20℃とは、いかに!?
入ってみたら、、、たしかに寒い!
しかし、耐えられぬ程ではない
業務用冷凍庫の中に入ったような感覚
なんと南極の氷が置いてあって、触れてOKらしいので、タッチしてみる
感激だな!
感触としては、
氷と言っても、-20℃の中にあっては「つるつるした石」のようだなというところです
「佐賀発見ゾーン」
佐賀コンセプトのゾーンです
有明海を再現したという、ミニ干潟の水槽
エビがたくさん泳いでます
ムツゴロウもいるらしいが、見つけられなかった
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ここでいったん、ゆめぎんが屋外へ
近くにある小川~沼地での野外観察ワークショップに参加!
カスミサンショウウオの産卵地を観察します
チューブ状に連なった卵の中に、
2~3mmほどのちっちゃいサンショウウオたちが、ピチピチ泳いでるのが見られた
かわいいものだなー!
(苦手な向きもあろうかと思われるので、拡大写真はないです)
小川に移動
網を持って、川の生物を採取します
川辺にはツクシも生えてて、春の息吹を感じます
ハヤの稚魚、ヤゴ、カワニナ、エビなど、、、
ちょっと川底をさらっただけで、たくさんの生き物がいました
観察したあとは、放流
びっくりさせてゴメンネ
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ふたたび館内
1階広場スペースの、「ビーコロ2014」なる企画展示
ビー玉を装置上の投入口から入れたら、転がってっていろんな仕掛けが働く装置
コレおもしろいな!
こっちは、いろんな文具(実物)を組み合わせて作られた装置
ちゃんと、コロコロ転がっていく
よく設計されてて、大したものだな!
カラフルでたのしい!
極めつけは、全長15メートルの大型コロコロ装置!
これはまた、大掛かりなものをこしらえたなー!
「実験スタート!」の声で、転がりだす大きなビー玉
手に汗にぎりながら、行く末を見守る一同、、、
結果――――大成功!!
ワッと歓声があがる
すごいなー!
こういう手作り品は、作り手の熱意も感じられて、好感が持てます
ビバ、人力!!
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移動して、鉱物ギャラリー
こちらは静かだ
どんどん移動して、、、
宇宙発見ゾーン
これはすごいぞ!
ISSを意識したかのような、本格的な意匠!
宇宙トレーナー!
宇宙空間での姿勢制御シミュレーションをする、あれだ!
すごい速さで回ってるな!
体験してるの想像するだけで酔いそうだ、、、
ほかにも、プラネタリウムや本格的な天体望遠鏡もあって、
設備の充実ぶりに感銘をうけました
すごいなここ
野外スペース
ゆめぎんが、自然の中にあって、科学に触れられるとは、とてもいいなあ
チュンチュンチチチチと小鳥もさえずり、風もあたたかくて心が和みます
そもそも、科学と自然は不可分であってしかるべきものだろと、やはり思うのです
表現を換えれば、「自然とリンクしない科学は、もはや価値があるとは言えない」のではなかろうか?と
そうでなければ、
科学は、自然も生けとし生けるものもみんな置いていって、
どんどん科学のための科学になっていってしまう
そんなことを考えながら、武雄の春のにおいや風は身体にここちよく、
気持ちは満たされて、ゆめぎんがを後にします
4~5時間は滞在したかな
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17時半
町はずれ、竹古場キルンの森公園
「世界一の上り窯」だと自らうたう、飛龍窯
飛龍釜とは、めずらしいな
とても綺麗に手入れが行き届いています
で、これが焼きあがった陶器か!
惑星?
これをせっせと焼いていたのですね!
まったく知らなかったが、
さっきのゆめぎんがと言い、武雄は宇宙の町なのでしょうか?
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移動
飛龍釜から、さらに山道を登っていきます
黄色い菜の花畑が広がってきました
菜の花が、夕日に映えてきれいだ
で、やっと着きました
桜の名所、馬場の山桜!
、、、といっても桜は咲いてない
訪れた時期が早かったな
でも、菜の花がとてもきれいだな
陽がだいぶ落ちてきました
まどろんでしまいそうな、春の夕暮れだ
これより帰途につきます
が、その前に、、、
武雄と言えばやはり!
名湯、武雄温泉!
見事な楼門をくぐりぬけ、1300年以上もの歴史を持つという湯へ入りに行きます
初めてだな
癒しの湯、いにしえの名湯につかりながら、
ほのかに静かに始まった春を感じた、あたたかな武雄でのひとときです
(了)
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ゆめぎんが館外、本館へいたる道沿いにあった桜
こちらはわりと咲いてた
桜の季節がやってくるなあ
by dolmens | 2015-11-19 20:06 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)