春の京都へ向かう 完結編(京都御所/ラヴァチュール/ほか)
◆前回、前々回、前々々回 の続き◆
<旅の3日目 最終日>
11:00 京都御所 に来ています
今回、御所敷地の中まで入れる参観申込をしており、
これから見学をします
歩いて30分ほどの参観コース
朱門のむこうに垣間見えるのは、京都御所の象徴・紫宸殿(ししんでん)
さすが、見事、、、!
即位礼などの重要な儀式が行われる「正殿」とのこと
ほかにも、おごそかな寝殿造・書院造の建物がたくさん
とても広く、しずかで、落ち着いた風情で良いです
それにしても今日は肌寒い、、、
聞くと、気温は10℃
うーむ、3月だというのに
きれいな梅の花だなあ
いい時間を過ごすことができました
京都御所の中って、ふだんは見れないところなので、
貴重な体験をしました
~ ~ ~
12:30
移動 お昼ごはんです
「麺家 高倉二条」
京都ラーメンです
いただきます ズズズ
――!!? うまい!!
とんこつ魚介のスープに、全粒粉めんのヤサシイお味!!
しかし、ダシがしっかり効いてて、これぞまさに京都のラーメンよ!!
かつおごはんもウマイ
うめうめズズズ
~ ~ ~
13:30
おなかいっぱいになって、満たされたところで、
東の方面へ移動
南禅寺
京都五山の上、禅寺の別格です
すこし肌寒いけど、落ち着いた空間で、ゆったりした気分になります
とても好きな場所です
そういえばかつて、このあたりで遭難しかけた記憶が、、、
~ ~ ~
ふたたび移動
平安神宮ヨコの、「ラヴァチュール」
歴史あるお店で、コーヒータイムです
その名も高き「タルトタタン」
スイーーーツ! いただきます
モグ
――うまい!?
しっとりとした上品な甘さで、とてもおいしいです
ふーー ごちそうさまでした
と、お店を去り際、入口ちかくのテーブル席で、
チョコンと座ってお茶を飲んでいたグランマ(オーナー)が、
にっこりと見送ってくれました
なんだかこういうのって、うれしくなりますよね
~ ~ ~
16:30 そろそろ夕方、
京都にいられる時間も、残りわずかとなりました
京都の台所、「錦市場」
たくさんのお店が軒をつらね、活気に満ちています
軒先に「たる」を並べて、漬物をズラリ売ってるお店があり、
ここでお土産を買い求める
「かぶらと壬生菜づけ」「山芋のわさび漬け」試食すると、とてもおいしい!!
香りもよいなあ
まよわずコレを買う
日持ちはせず(数日間)、だからこそ新鮮で、とても美味です
さて、そろそろ帰途へつかねばなりません
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17:10 JR京都駅から大阪駅へ
地下鉄、西梅田駅から住之江公園駅を経由し、
18:30 あっという間にフェリーターミナル駅とうちゃく
帰りも、名門大洋フェリーで帰ります!
乗り込んで、
19:50 出航!
荷物を部屋に置き、おちついたところでゴハンタイム
名門大洋フェリーはメシがうまい!なんでもうまい!ということで、
アラカルト形式で、良さげなおかずを適当にチョイス
トマトソースのハンバーグ、かつおのたたき、いただきまーす モグ
――うま(以下略!
21時を過ぎたあたり
フェリーが明石大橋の下をくぐる時間を見はからって、デッキへ
星空の下、カラフルにライトアップされている橋の下をくぐります
ワンダホーー!
風はつめたい、、、
とおくを見れば、神戸~明石の街明かりが、きれいに光り輝いています
ザンザンザンと鳴りひびく機関の音と、海風の匂いが、
船旅の風情を一層かきたててくれます
ちょっと冷えて来たので、ふたたび船内へ
大浴場で汗をながし、売店で酒を買い求め、晩酌
旅の疲れが一気に出てきて、まぶたが重くなってきた
数時間前まで滞在していた、今は遠き京都へと思いをはせつつ、
今宵はオヤスイミン――
~ ~ ~
翌朝
am7:20 おはよございます
デッキにて、朝日をながめます
どこまでも広がっていく海のその先、
水面が太陽に照らされて、光の道が延びています
潮風の匂いも心地よい
船旅は、時間がゆっくりと流れていって、とても素敵です
大海原!
さて、もうすぐ九州の地へとたどりつきます
京都
思えば、みじかい滞在時間でしたが、心あるひとときを過ごせました
梅もそこかしこに咲いていて、随所に春を感じることもできたしね
また来たいなあ
、、、さて
冬が終わって、やがて暖かい春がやってきます
この旅の最後というシチュエーションともあいまって、ただでさえこの季節
オセンチになってしまうのは無理からぬところ
春は別れの季節 感情がはげしくゆさぶられるようです
変わらないでいて欲しいものでも、変わってしまうものだからね
それでも、変わらないものはある
変わらないことだって、いくつかはあるんだ
言っておこう
「この旅はもうすぐ終わるけれど、旅はまだまだつづきます」
青い海、かがやける朝日、波をきって走る船
ふと、しょっぱさを感じたのは、はたして潮風か、それとも涙か?
目からこぼれ落ちる熱いものを感じつつ、つかの間、
イマハシは甲板にたたずむのであった――――
(了)
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by dolmens | 2015-01-18 20:08 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)