真夏の北陸ローカル線9(城端線/氷見線)
◆ 1:名門大洋フェリー 、 2:ニュートラム/関西本線 、 3:関西本線 、
4:高山本線 、 5:高山本線(奥穂高)、 6:新穂高ロープウェイ 、
7:白川郷 、 8:ひだ高山天照寺YH/高山本線 の続き◆
13:34 高岡駅ホーム
ぬをを!? ハットリくん!?
「氷見線 全線開通100周年記念ヘッドマーク」付きのレア列車だ
が、それなのに何故かこの列車、逆方向の内陸側へむかいます
そう!! 城端線(じょうはなせん)に臨みます!
矛盾列車にいざ乗り込んで、しゅっぱつ!!
ガタン
ガタタタン ガタン
車窓いっぱいに、田んぼの風景が広がります
城端線は、全長30km足らずの、いわゆる「盲腸線」です
しばし終着駅まで、ひさびさにユックリ列車の旅にひたることとします
ちなみに「盲腸線」とは、終着駅からその先につながる線路がない路線 のことです
九州の南阿蘇鉄道(旧・高森線)や、中国地方の可部線なども盲腸線
主にローカル線を指すことが多いです
さて! さっき高岡駅構内でバタバタ調達した駅弁
かの有名な、ますのすし!
お昼には少し早いが、はらへつたので、、、
箱を開けてみると、、、おお豪華!!
竹の留め具をはずして、ふたを開けてみると、、、、
笹だ!? 笹だ-ーー!!?
まだか中身は!?
ふるえる手で笹をひらいてみると、、、!
うをおおーーきたきたきた!!
ますのピンク色が、鮮やか!!
早速いただきます モグ、、、
――!? うまい!!!?
ますのジューシーさと、笹の香り、酢めしのすっぱさが、
絶妙なハーモニーを奏でている
うまいなあ モグモグ
~ ~ ~
ますのすし食べ終わって、車窓を眺めていたら、
あっというまに終着駅にとうちゃく
おつかれさまでした
ここは、、、
城端駅!
で、城端線、完乗!! やりました、、、
感動の余韻にひたる間もなく、おなじ列車にのって再び戻ります
11時半、しゅっぱつ!
ゴト
ゴトンゴトン
やあ 晴れ間が出てきたなあ
!? 油田駅とな!?
こんなところに、油田が!?
城端線で富山を旅していたと思いきや、ここは中近東なのか!!?
ワーープしたのか!!?
ということもなく、、、
夏の青空の下、畑と田んぼが広がるのどかな風景を車窓に、
列車は、城端線をガタゴトン走っていきます――――
~ ~ ~
城端線を往復し、
12:20 ふたたび高岡駅とうちゃく!
モダンな駅舎だ
それにしても、すっかり晴れたなあ!!
夏の日差しが強烈で、目がくらむ
肌がジリジリ焼けそうだ
照りかえしが結構まぶしくて、タマランので、
ふたたびホームへ
!? こ、このド派手な列車は!!
またもやハットリくん!!?
というわけで、これから氷見線に臨みます!
氷見線は、藤子・F・不二雄の出身地である高岡と、
藤子不二雄Aの出身地・氷見とをむすぶ路線(なのでハットリくん)、
20km足らずの盲腸線です
こんどは城端線とは逆方向、
能登半島の付け根、日本海側へ抜けます
いざ乗りこもう!
車内!
みんな飛んでるなーー
列車の内装自体はレトロ
12:50 しゅっぱつ!! ガタン!
~ ~ ~
しばらくすると、車窓に海がパアーーーーンとひらけてきました
きれいだなーー!
ガタンガタン
ガタタタンガタン
けっこう海すれすれを走ってるぞ
雨晴駅(あまはらしえき)
ここで降りたら、ちかくの海水浴場まで行けるみたいです
今回は車窓から眺めるだけだけどね
13:20
終点、氷見駅とうちゃく!!
夏の青空と、真っ白な駅舎のコントラストが、じつにイイ
そして、これにて 氷見線、完乗!!
本日2回目の乗りつぶし という快挙! やりました、、、
感涙、目からこぼれ落ちる熱いものぬぐう間もなく、
おなじ列車にのって再び戻ります
11:24、しゅっぱつ! ゴト
ふたたび雨晴のちかく
車窓を開け放ち、波の音とレールの音を聞きながら、列車は走ります
夏だからね!
ちなみに、この「雨晴」という地名、
義経一行が奥州平泉に向かうとちゅう、このあたりで にわか雨が降り出し、
弁慶が岩を持ち上げて、その陰で雨宿りをしたという伝説があって、
それに由来するのだそう
潮風が気持ちいいな
ガタタタン ガタン――――
13:50 高岡駅ホームとうちゃく!!
おつかれさまでした
氷見線を往復し、
本日は2本の盲腸線を、たっぷり堪能!
つくづくローカル線は良いものだなあ
しかし!!
ある意味ここからが本番!
これから向かう先は!!
それは――――!!!!!
(つづきます)
by dolmens | 2014-08-03 08:00 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)