ライブ映像 (2014.4.12 『蒼い光の詩(うた)』)そして、イベントのレポ


2014.4.12「蒼い光の詩(うた)」
ライブ映像










ー---------------

共演者について


○ 星野美南

舞踏をベースとして、二部構成の舞台
聖と邪のように相反する雰囲気の構成で、濃密な空間を創り上げていました

前半は、灯と聖杯を用いた、祈り
舞踏というか、もはや儀式と呼ぶにふさわしいものでした
静謐で淡い「蒼」の時間がゆっくりと流れました

後半は、修道女のような衣装に替わり、
前半からの流れでエアリーな舞踏を予感していましたが、
その逆

一転、凄まじく激しい舞踏でありました
見る人にとっては、生贄として捧げられた狂乱の踊り子とも、
この世ならざる異界に棲む者の蠢きとも、
邪悪なものとも映ったかもしれない

とにかくすごい踊りだった
目を覆いたくなるほど凄惨で、この上なく美しかった
暗闇の中で、目まぐるしく叫ぶ「動」
その果てに行き着いた浄化
静まり返った「蒼」の光を、確かに見たと、
そんな感想を持っています










○平地智

この人は、おそろしく頭が切れる人だと思いました

表現空間における状況把握能力、
それを、自身というフィルターを通して変換する言葉選びのセンス、
表現における類まれな反射神経を持っている、
天才的な詩人であると感じました

短歌形式の定型詩も、長尺の口語詩も、芳醇でクオリティが高い
それを語る声も、深く、とてもよい具合でした

彼の詩そのものについては、イマハシの感じたところを端的に述べれば、
使われる言葉に無駄がない
だのに、とても強く伝わってくる
言葉に無駄がなく、言葉が、力を発揮できる配列で、そこにある
そして、確固たる信念に裏付けられた詩だ

タイトルのセンスも秀逸
「消失点の彼岸」「水底の蛹」など

彼は、言葉の使い方を知っている

平地智の詩に、イマハシはある種の理想を感じています






○ 松本秀文

詩人の定義、イメージは、聞き手や時代、状況によって千変万化します
しかし、少なくとも確実に言えることとしては、
「詩人とは、言葉ひとつを武器にして戦うことができる表現者」

まず、そういった意味で、
松本秀文は、詩人のなかの詩人と呼ぶにふさわしい

肉声で、マシンガンのように放たれる、速度を持った言葉
膨大なる知識と観察眼、高度な詩作技術
彼のつかう比喩法は、とても美しく、示唆に富んでいます

詩の完成度がとてつもなく高い
が、根底に流れているのは熱き血潮だと、そう見受けました
体の奥底からマグマのように湧き出でる衝動、
飼いならすことができない猛獣のごとき狂気を、
ときには刺々しく、ときには軽やかに、美しく、詩というフォーマットをもって解き放つ
見事だな、と思いました

久しぶりに、「本物」を目の当たりにした思いです









とにかく、
どの表現者もレベルが桁違いに高く、とんでもないイベントになりました
蒼い光の詩

またこのメンバーでぜひ第二弾を、、、!という所感だが、
ここまでの腕をもった表現者が一同に会することって、今後あるのだろうか?

自身としては、当日得られたことを持ち帰って、しばしじっくり消化し、
味わおうという所存です



 
 
[PR]

by dolmens | 2014-05-06 13:18 | ◆ ライブの映像、作品 etc. | Comments(0)  

<< 演武映像 (2014.4.13... イベントに出ます ’14.4.... >>