いとしの最南端鉄道 完結編(肥薩川線)
◆ 1:肥薩おれんじ鉄道 、 2:指宿枕崎線/山川駅、指宿駅 、
3:指宿枕崎線/西大山駅、枕崎駅 、 4:日豊本線/鹿児島中央駅~都城駅
5:吉都線、肥薩線 、 6:くま川鉄道、ブルートレインたらぎ
7:くま川鉄道、湯前 の続き◆
12:30 人吉駅ホーム
「鉄道路線・最南端」を訪れる長旅も、いよいよ終わりに近づいてきました
一抹の寂しさを覚えながら、これから帰途へとつきます
肥薩線(ひさつせん)の北半分、通称 川線に臨みます
ちなみにこの列車、右上にウッスラと「特急」の表示がありますが、
むろん鈍行です
乗り込んで、いざしゅっぱつ! ガタン
三大急流の一つ、球磨川に沿って、
深い渓谷を縫いながら、列車はガタンゴトン走っていきます
お 川くだりをしてるね
日差しが川面にサンサンと降り注いで、気持ち良さそうだなあ
ガタタタン ガタン
13:17 いったん降ります
ここは、、、
海路駅(かいじえき)!!
ホームだけの簡素な駅
てか、ほとんど乗降場
駅の全景
目の前は、川です
とても静かで、味わい深い雰囲気です
帰途までには、すこしだけ時間の余裕があるので、
肥薩川線の駅で、途中下車しようという試みです
さっそく、あたりを散策してみよう!
歩いて1~2分ほどで、集落らしきものが現れてきました
が、店などは見つけられなかった
そろそろ駅へ戻ろう
海路駅から、ふたたび人吉方面へ戻ります
13:28 しゅっぱつ!
ガタン
~ ~ ~
13:33 戻ったのは一駅だけなので、
すぐに着きました
ああ、列車がすぐに走り去っていく カタタタタン――
ここは、、、
吉尾駅(よしおえき)!!
なんか、さっきの海路駅と造りが似てるなあ
吉尾駅の全景
やはり、目の前がドーンと川です
海路駅も吉尾駅も、人っ気ゼロ
でも、ここも静かで雰囲気はよいです
あたりを散策
が、特になにも見つけられず
「吉尾温泉」なるものがあるとの看板を見かけたが、
よく分からなかった
それにしても、雄大な川だ
気持ちがいいなー
さて、そろそろ吉尾駅へ戻ります
いやあ堪能したー
1時間ほどブラブラして、ホームへ戻ってきました
1両編成の気動車にのって、ふたたび北上!
14:36 しゅっぱつ!
ゴト
ガタタタン ガタン
水面に映る、橋がきれいだな
川の雰囲気が変わり、だいぶん開けてきました
雨で、すこし煙ってきたなあ
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15:12 肥薩線の終点、八代駅へとうちゃく!!
こっからは一気に北上
数分で乗りかえて、しゅっぱつ! ガタン
時刻はもうすぐ17時
八代駅~熊本駅、と列車を乗り継ぎ、
もうすぐ福岡県に入ります
早いなあ
~ ~ ~
17:00 荒尾駅
熊本県の北端部
ここで列車乗りかえで、ちょっとだけ時間があるため、
いったん降ります
じっさい、ここ荒尾駅では初めて下車したんですが、
駅前には、ドーンとトラス橋梁のオブジェが、、、
渋すぎる
荒尾駅、ホームは広いです
17:15 快速列車がやってきました
これに乗って、博多へ帰ります
プシューーー、、、ガタン
18時、福岡県に入り、久留米も過ぎました
もうすぐ、博多だ
カタンカタン――と、レールの音に耳を傾けつつ、
そっと目を閉じれば、今回の「最南端訪問の列車旅」の、
いろんな景色が浮かんでくる
肥薩おれんじ鉄道の車窓から眺めた、ブルーの空と海
山ぶかい景色の中をひた走る、吉都線
九州の原風景とも言うべき球磨の里を走る、くま川鉄道
感慨深き再会をはたした、ブルートレインたらぎの寝台特急はやぶさ
そして、日本最南端駅、西大山駅にも降り立つことができた
薩摩富士(開門岳)は、圧巻だったなあ
前回の旅に引きつづき、
今回も、実り豊かな旅でありました
もうすぐこの旅は終わってしまいますが、しかしこれだけは言っておこう
まだまだ旅は、つづきます
ふたたび列車で旅をする、その日まで、
いざさらば、、、!!
(完)
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by dolmens | 2013-04-03 19:51 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)