人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)

 
1:肥薩おれんじ鉄道2:指宿枕崎線/山川駅、指宿駅
  3:指宿枕崎線/西大山駅、枕崎駅4:日豊本線/鹿児島中央駅~都城駅
  5:吉都線、肥薩線6:くま川鉄道、ブルートレインたらぎ の続き◆


~ 旅の3日目 ~


いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13554073.jpg

am7:00 モハようございます

きのう泊まった、「ブルートレインたらぎ」(元・寝台特急はやぶさ)
身支度を整え、別れを告げます


しかし、必ずまた来るよ!










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_1356167.jpg

振り返ると、多良木駅のホームに停車していたのは、
くま川鉄道のミュージアムトレイン「KUMA」!!
シック・グリーンの、落ち着いた風情

まずは、この列車に乗ります
多良木駅で「九州満喫きっぷ」3日目スタンプを押してもらい、ホームへ

8:00 しゅっぱつ!! ガタン










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13561212.jpg

KUMAの車内
木をふんだんに使った、和やかな雰囲気です

ガタン ガタン











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13562588.jpg

奥熊本、球磨の風景のなかを、
列車はガタンゴトンと走ります――













 ============


いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13563972.jpg

8:06 どうやら目的地に着いたもよう
ここは、、、










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13565027.jpg

湯前駅!!(ゆのまええき)
くま川鉄道の終点です

木造の駅舎がレトロで、じつによい雰囲気です











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_1357270.jpg

湯前駅の駅構内

ここは有人駅でもあり、手入れもバッチリ行き届いています










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13571416.jpg

ホームにて

列車止めの先には、謎のオブジェが、、、










 ~ ~ ~






いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_1357248.jpg

さて

ずっと列車に乗り続けてたので、ひさびさに観光します
まずは、駅前の道をまっすぐ歩いていきます











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13573588.jpg

ノンビリ歩いて十数分ほどで、
山々が連なる のどかな風景へと変わってきました
しずかだ

雨上がりの空気が、山々の空気ともあいまって芳醇でウマイ












いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13574675.jpg

駅から歩いて30分ほどで到着したのは、
生善院

通称、「猫寺」というそうです












いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13575794.jpg

山門の脇には、こま犬ではなく、
こま猫 が鎮座しています

なぜ「猫寺」と言うのか?
聞いたところによると――

無実の罪で殺された息子の復讐のため、相良氏を呪った母が、
飼い猫とともに自害
その後、相良氏が化け猫に悩まされるようになったといいます
母子の霊を鎮めるため、建てられたのがこの生善院だということです










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13581032.jpg

コマ猫はかわいいですが、
悲しい伝説に思いを馳せると、えもいわれぬ気持ちになります











 ~ ~ ~




ふたたび歩いて、湯前駅前まで移動



いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13582176.jpg

湯前まんが美術館

この不思議な建物デザインは、
人吉の郷土玩具、「きじ馬」をモチーフにしているそうです


見学します










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13583671.jpg

おお! ジョ、、、ジョーーー!!?

館内では、政治風刺漫画をはじめ、
昔の貸本時代から現代に至るまでの、さまざまなマンガ資料が展示されています











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13584847.jpg

湯前まんが美術館で小一時間ほど見学したら、もう11時過ぎ

湯前駅のちかくにある、「レストラン徳丸」
お昼にします










いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13585926.jpg

名物の、ちゃんぽん
いただきます
モグ、、、


――う、うまい!
すっきりしつつもマイルドな味わいで、
まるで球磨の風景のような、やさしさを感じます



だが、列車に乗る時間がせまってきた
バタバタ食べて、すぐさま湯前駅へ


11:37 しゅっぱつ!!









 ~ ~ ~





いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13591667.jpg

球磨の山々と、水田が織り成す風景の中を、
ガタタタン ガタン















いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13592711.jpg

あさぎり駅ホーム

ここでは、列車行き違いのために一時停車します
と、いうことは、、、!!











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13594068.jpg

タブレット交換!!
おおーーやはり!!

貴重な瞬間に、またも立ち会えた


タブレットについては、
詳しくは、前回の銀テツ参照











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_13595047.jpg

ふたたび列車は、走っていきます

川の上をゴォォオオーーと渡ります











いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_140154.jpg

だんだんと晴れ間が見えてきました

ガタタタン ガタン――












 ============

12:24


いとしの最南端鉄道 7(くま川鉄道、湯前)_b0005281_1401535.jpg

人吉温泉駅、とうちゃく!!
ふたたび戻ってきました

そして、これにて、くま川鉄道、往復完乗!!!
やりました、、、

感動に、思わず むせび泣きそうになるのをこらえつつも、
最後のシメが残っています

これより帰途へとつきますが、「最後のシメ」とは何なのか?
それは――!!!?











(つづきます 次回このシリーズの最終回)
 
 
 
 
 

by dolmens | 2013-04-01 20:37 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)  

<< いとしの最南端鉄道 完結編(肥... いとしの最南端鉄道 6(くま川... >>