やぶさめ (飯森神社)
◆2012年 5月下旬のある日◆
流鏑馬(やぶさめ)で有名な、飯森神社に来ています
福岡市の西のほう、山々に囲まれている自然豊かなところに鎮座しています
このたび神社前の馬場が、正規の長さである300mに延伸したということで、
射手のリハーサルと、体験乗馬教室が行われています
で、イマハシ、騎馬に乗りました
お馬さん、自分の思い通りにはなかなか歩いてくれず、
射手の方々の実力に、あらためて感心しました
なんせ射手って手放しで、しかも弓に矢をつがえながら走るのだからね
弓だけでなく、馬術も一流なんで、いやあ恐れ入った
~ ~ ~
馬術には、重心のコントロールと正中線が肝要と察しました
この2つは、「柔術」でも「剣術」でも「棒術」でも共通して重要なものであり、
確固たる正中線を育てることはすなわち他芸にも通じると、つくづく実感した次第です
それにしても、あらためて気付いたことは、
こないだの熊本の演武にしても、今回の流鏑馬にしても、
「だれも準備運動をしてない」で臨んでいる、ということです
これは当たり前といえば当たり前で、
<準備運動せねば働かないような身体の使い方はよろしくない>、という理屈です
たとえば襲撃を食らったときに、
「アキレス腱を伸ばすからチョット待っててくれ」なんてことは有りえない
そんなのはバサッと斬られて終わり
頭では理解しているつもりでいたが、
再度、感じ入りました
そのほかにも、「力み」は「居つき」に通じ、適度なリラックスは重要であるとか、
(なんせちょっとでも力むと、お馬さんが嫌がる嫌がる)
いろいろ学べることがあって、有意義なひとときでありました
まさに百聞は一見にしかず、百見は一試にしかず
by dolmens | 2013-02-12 18:43 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)