LONELY PLA-PLANET


◆2012年5月26日(土)◆

アジアンラティーノ(福岡市東区箱崎)にて、
行なわれた重要イベント『LONELY PLA-PLANET』

当日の様子をご報告いたしましょう




 ~ ~ ~
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まず何をおいても、
イマハシリョヲタロウ(ドルメンズ)
久々のライブでした
ありがとうございました

おかげさまで、よい刺激を受けることができました



共演者は、
まず3人組ユニット『天国』

頽廃的プログレッシブな音楽を奏で、
ライブが終わった直後に、その場でメンバー同士が喧嘩をはじめるという、
じつにアヴァンギャルドなステージを魅せてくれました


サチカンズは、
「金魚」をモチーフにしたパフォーマンスを観せてくれました
ライブペインティング+即興演奏というスタイル
おおきな渦の中をおよぐ赤い金魚の絵と、
こぽこぽこぽと流れてくる音(水とストローで演奏)が印象的でした





 ~


イマハシリョヲタロウは、
歌+シンセサイザー+袴姿(+秘密の改造電子楽器)で臨みました
※上記の写真


演目

1.僕のピカロ
2.恋するテルミン
3.プラスティーリア・シリーズ
 ~学論「『プラスティール』とは何か?」(資料つき)
 ~詩「プラスティール・プラネット」
 ~主題曲「プラスティーリアのうた」
4.五月雨が胸を撃つ



目下のプロジェクトである「プラスティーリア」シリーズの、初おひろめでした

その舞台は、化学物質<プラスティル>で覆いつくされた星<プラスティル・プラネット>
物語は、現在進行形でどんどん世界が深化を続けており、
その中の1エッセンスを抽出して、お届けいたしました

今回は、あえて生物については言及しませんでしたが、
<プラスティル・プラネット>という舞台に立つ、<生物>という役者はもちろん存在しています

※ プラスティーリア自体は「化学生命体」であり、
バクテリアと言えど、純粋な有機生命体の範ちゅうには留まらない


「プラスティーリア」シリーズについては、
結構な枚数のスケッチやメモがバックデータとして蓄積されており、
これをいかにまとめあげるか、というのが今のテーマであります









付記 「<プラスティーリア>とは何か?」
ドルメンズ日報より)
※ライブ前に執筆


「ノド元すぎれば熱さを忘れる」
「わかっちゃいるけど止められない」


人間の本質・本性を語る上で、考察すべき性質だ
この性質は、ホメオスタシスとも言う


震災、原発事故が起こった2011年の今ごろは、
 「これからは良き国にしていこう」
 「ちょっとずつでも変わっていこうよ」
 「人を思いやれるように」
 「電気はこんなに必要ないよね」
 「浪費はやめよう」
という空気が世の中に流れていた

が、1年たってみると、世の中の大部分はあっという間にもと通りに戻ってしまった


人は「強さ」を持つ反面、「弱さ」も持っていることは知っている
しかし、その「弱さ」は、
「畏れ」という感情を伴ってしかるべきものであったはずではなかったか?

近代以前、自然科学が起こった黎明期には、
あらゆる分野は自然に対する「畏れ」を持っていた
医学にしても工学にしても然り
当時の科学者、哲学者、医師たちは、みな畏れを持った発言、行動をしていた

それが、時代が下って科学が進歩していくと
言葉は、次のように変わっていく

「科学の知識・技術をもって、
 自然に対して極めてきびしい責め苦を与え続けたのちに、
 自然はその本性をもっとも輝かしくあらわし始める」
確かデカルトあたりの言葉だったと記憶している


そのあげく、いまの世の中はどうなっているか?
多量に増え続けている高レベル放射性廃棄物
とどまるところを知らずに進む環境破壊
おびただしい数の核兵器


われわれが生みだした「科学」とは、いったい何だったんだろう?

それは福音ではなかったのか?
人の弱さを補完すべく編み出され追求されるべきものじゃなかったのか?
自らが生み出したものが、自らを破滅に追いやるという「業」、
それがすなわち科学である、というのでは、
あまりにも、あまりにも絶望的すぎるんじゃないか?







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以上の考察を動機として生まれたのが、
ドルメンズの新シリーズ『プラスティーリア』である


『プラスティーリア』とは、
◇ プラスチック (文明社会の象徴)
◇ スティール (機械工学に不可欠)
◇ バクテリア (微細な生命体)
から成る言葉である

具体的なことは、ライブや今後のドルメンズ日報(※)で明らかになるが、
<自然科学>と<人間の業>について、深く切り込んだ試みになっている
それは曲であり、思想であり、実験であり、
警鐘でもあり、悲劇でもある
福音になりうるか、悪魔の予言になるかは、まだ現時点では分からない


目の前には、
歌詞やら独白やらメモやら化学構造式やら絵やらが
ゴチャゴチャに書き殴られたスケッチが散乱している
必要に応じて、図面や劇中劇やト書きを追加していく
「式やグラフが歌詞カードに登場してはならない」という規則は存在しない
『プラスティーリア』は、もはや一つの世界であり、
その世界を知るために、ありとあらゆるアプローチは試みられるべき、だからだ


しかし、現実問題として、
これをライブ当日までに、ある程度まとまった形にする必要がある
間に合うのか、、、?

「ある程度」と言ったのは、
26日のライブまでに100%の完成をさせるつもりが元々ないためである
新シリーズ『プラスティーリア』は長期スパンで取り組んでいくものと考えてるので

また、作品をつくっていく過程において、
新たな要素(それは曲であったり、多世界解釈的な異なるアプローチからの考察であったり)が
誕生することも予想され、
ただ世界を完結させればいいとか、わかりやすくまとめあげれば良いとか、
そういうものでは無いのである
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by dolmens | 2013-02-09 08:08 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン) | Comments(0)  

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