南国の列車 9 (宗太郎駅)
◆ 1:霧島 、 2:鹿児島本線/宮崎県庁 、 3:日南線 、
4:日南線つづき/宮崎空港線 、 5:青島 、 6:鵜戸神宮 、 7:油津、
8:日豊本線 の続き◆
17:20 どうやら目的地に着いたもよう
ついに来てしまった
念願の地 に、、、
宗太郎駅!!
いわずもがな、難易度ウルトラCの駅
感無量だ、、、
まさか本当に来れるとは
それにしても山深い
ここは、大分と宮崎の県境に位置します
ホームには、ふつうに妖怪がいます
宗太郎駅の全景
陸橋の上から
左の空き地部分には、おそらくかつて駅舎があったのであろう
今は建物の跡形もなく、
錆びた運賃箱があるのみ
、、、よく見たら、箱の上に何か乗ってるな
「切符を拝見します」
む
ここにも妖怪が
「九州満喫きっぷ」をお見せする
それにつけても、つくづく恐ろしいダイヤだ
片道「1日わずか3本」もさることながら、
朝の列車のりすごしたら、夕方まで列車が来ないというシビアさ
駅構内にあった、水汲み場
かつては名水が汲めたらしいが、、、
しかし止栓されており、水は出ないようになっています
ちょっくら、駅の周りも散策してこよう
駅前の道沿いには、何件かの家があります
道を下っていくと、、、
大きな道路に出ました
人も車も、ぜんぜん来ないな
橋の上から
橋には「鎧川」と書かれています
川はきれいです
これ以上歩いても何もなさそうなので、
宗太郎駅に戻ります
さっきと反対側のホーム
石碑があるなあ
石段と手すりらしきものが、あるにはあるが、
草が伸び放題に伸びていて、覆われつくされている
がんばって登ってみよう
草をかきわけ、石碑に着くのも一苦労
フウフウ
なにやら、初代駅長の功績をたたえた石碑であるようです
ふたたびホームへ
ちっちゃな池がある
宗太郎駅、、、
こんなに、うら寂しい駅は初めてだ
この活気のなさは、もはや特筆に価する
待合ベンチにも、たくさんの妖怪が
そうこうしてるうちに、列車きました
これに乗って、もときた線路を戻ります
18:09 しゅっぱつ!!
プシューーガタン
~ ~ ~
ガタン ガタン
列車は山の中を、グングン走っていきます
ガタタタン ガタン――
~ ~ ~
18:40 とうちゃく
日が暮れてきたので、本日はここで下車
おつかれさまでした
改札へ向かうため、ホーム階段を上がります
かわいらしい絵だなあ
お か え り な さ、、、
い 、、、!?
「千人殺しの石垣」!!?
なななななんだ!?
ここは、、、
延岡駅!!
宮崎県北部の中心地だ
本日は、ここで投宿
~
ビジネスホテルへ荷物を置き、ごはんを食べに外へ出ます
延岡といえば、あれですよ
この地で有名なお店、「直ちゃん」
チキン南蛮!!
延岡流の、タルタルソースを使わない、甘酢のみタイプ
腹減った! さっそくいただきます
モグ、、、
、、、、、、
店員さん 「お客さん、どうかしたんですか」
イマハシ 「ドントストップミーナウ」
店員さん 「はい?」
ハッ
あまりの旨さに、時が止まってしまった
シンプルだけども、芳醇な味わい
甘酢がいい仕事してるなー
こりゃ本当にうまい
舌鼓を打ちつつ、さらに更けゆく延岡の夜
明日は旅の最終日だ
有終の美を飾ります
明日は帰るだけ、、、ということは無論ない
なんせ、あそこに行くのだからね
一体どこか!? それは――
(つづきます)
by dolmens | 2012-12-17 18:55 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)