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詩とキノコの会

 
◆2011年10月22日(土)◆

秋のアジアンラティーノ(福岡市東区箱崎)にて、
急きょ行なわれた重要イベント『詩とキノコの会』、

当日の様子をご報告いたしましょう



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■総合司会:イマハシリョヲタロウ(ドルメンズ)


■出演(敬称略)
※ 各人とも最低一篇は「『秋』か『キノコ』がテーマの詩」を朗読することになっています

~ 1番目 寺本としみ
詩とキノコの会_b0005281_20343161.jpg詩人・寺本としみの、
面目躍如たる舞台!
秋のセピア色した詩の朗読、
聴く人の心をうっとりとさせているようでした

驚くべきことには、なんと、
前代未聞の「詩のアンコール」が起きました
そして怒濤の即興詩連発!!
会場からお題を募り、
即座に詩に仕立て上げるパフォーマンス
さすがでした



~2番目 真山義一郎
詩とキノコの会_b0005281_20373935.jpgセンチメンタルで繊細なガラスのような詩と、
豪快というか豪放というか、
正真正銘スッ裸の詩をあやつる、
詩人・真山義一郎!

ワイルドな風貌に、
緻密な言葉選びというギャップは、
朗読詩人として実に絵になります
会場は大いに盛り上がりました



~飛び入り タケダ
福島から疎開してきたという男性
原発への憤りをしたためたという詩は、
「詩の朗読は初めて」とは思えないほどクオリティが高かったです
感情の叫び、魂の発する音を、われわれは確かに聴いた!



~3番目 夏野雨
詩とキノコの会_b0005281_20375942.jpgまるで空気の中からキラキラした糸を
取り出して紡ぐように、その場の風景・
音を「詩の言葉」に仕立てて、
即興朗読をしたのが圧巻でした

言葉はあざやかで、
生き生きと踊っているようでした

「秋・キノコをテーマに詩を考えるのが、
楽しくて仕方なかった」と仰ってましたが、
会場にも「楽しみ」がいっぱいに伝わってきているようでした



~飛び入り さちん
「料理を運んだり、注文とってたりしたお嬢ちゃんが、なんと飛び入りで朗読するとは!?」
会場は、ざわ…ざわ…ざわ… と戸惑いに満ち溢れました
秋刀魚をテーマにしたその詩は、キュートな言葉でキレイに彩られた、強力な毒
度肝をぬかれました




~4番目 イマハシリョヲタロウ(ドルメンズ)

詩の朗読
 1. 秋の寓話(1) どこまでも大きく開いた穴の話
 2. 秋の寓話(2) 海に浮かぶイワシ雲と夢見
 3. 秋の寓話(3) キノコの家と、電気の持つ感情
 4. 秋の寓話(4) 楽団は小さい秋を歌い、人々は大きい秋の後ろを通りすぎる
 5. 秋の寓話(5) 大団円


熱燗ですっかり出来上がっちゃってる本人は、
「いたって冷静沈着」を上言のように繰り返すのみで、まったく困ったもんだ状態で詩を朗読、
手ごたえがどうであったのかは本人の預かり知れるところではありません
楽しくてお酒が過ぎてしまったんでしょうねー 大目に見てあげましょう

すべて秋がテーマ、そして重要な示唆を含んだ詩(とは本人の弁)でしたが、
いかがだったでしょうか?




■キノコ料理は、
バータイムのマスター、カズさん手製のもの
詩とキノコの会_b0005281_20432077.jpg
「自家製ナメタケとアボガドの和え物」
「きのこのあんかけパスタ」
「きのこビスケット」
と、料理メニューはきのこづくしで、
しかもどれもが超々々旨かったです
詩とキノコの会_b0005281_20433385.jpg
特に、
自家製ナメタケとアボガドの和え物は、
もう奇跡としか言いようがない
夢のコラボであり、妙味でした



今回のイベントは中々に好評だったようで、
『詩と○○の会』はシリーズ化されるようです

冬には『詩と鍋の会』が催されるとか


続報を待ちましょう
 
 
 
 
 

by dolmens | 2012-09-10 20:39 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)  

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