真夏の列島横断旅8 (中央本線/篠ノ井線/ほか)
◆序 (災害と原発事故と世界によせて) 、
1:山陽本線 ほか 、 2:ムーンライトながら ほか 、 3:只見線〔前半〕 、
4:只見線〔後半〕 、 5:土合駅 ほか 、 6:磐越西線 ほか 、
7:常磐線 ほか の続き◆
~ 5日目 朝 ~
am4:50
天狗の里、高尾にてオメザメです
昨夜泊まった健康ランド
風呂が広くて、ゆったりできました
しかし、仮眠室はマッサージチェア式で完全に横になれず、一晩中あかりが付いているのも難点
まあしかし、アイマスクは持っていたし、総合的に見れば文句はありません
高尾駅へ移動
早朝の高尾駅ホーム
中央本線 にて、一路、西へ向かいます
am5:14 しゅっぱつ!!
ガタン ガタン、、、
列車内はがらがらで、静か
大きな窓に身体をもたげて、ゆっくり朝日を眺める
中央本線、いわゆる「中央線」ですが、
高尾を過ぎ、神奈川も過ぎ、山梨に入ったぐらいからは、かなり雰囲気が変わりますね
ひらけた山間部、といった風情
~
am6:46
甲府駅にて列車のりかえ
ふたたび西に向かって走ります
ずいぶん高いところを走っているぞ
どうやら列車は、甲府盆地に入っているらしい
手持ちの地図帳を紐解いてみると、
この中央本線、甲府盆地の山ぎわに沿って走っているようだ
なんと絶景だなあ
中央本線、あなどりがたし!
ガタン ガタン
町があらわれ始めた
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am6:43
岡谷駅(長野県)へとうちゃく!
ここでは5分で乗りかえ
この列車は、2駅先の塩尻駅で中央本線から行き先が分岐します
篠ノ井線を走ります
テツ、鉄子、登山客とおぼしき乗客たちで、列車内はほどよく賑わっています
すぐにしゅっぱつ ゴトン
今度はひたすら北上していきます
だんだん日が高くなってきた
ガタン ガタタタン
~
am9:22
冠着駅(かむりきえき)にて、数分停車
めずらしい名前の駅だ
しばらくホームで、お日さまに当たる
天気も晴れてて、気分がいいな
まだまだ朝で、そんなには暑くない
セミの声は、けたたましくミーンミンミンミンと鳴りひびいてる
数分ほどして、ふたたびしゅっぱつ!
ガタン
長野の山々を眺めながら、
ガタンゴトンと列車は走っていきます――
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am9:34
うわさに名高い、有名駅にとうちゃくしたもよう
ドキワク
姨捨駅(おばすてえき)!!
悲しき姨捨伝説が伝わる土地ですが、
この駅が有名駅たるゆえんは、それだけが理由じゃございません
ホームから向こうに見渡せるのは、
日本三大車窓のひとつ、善光寺平!!
思いっきり柵がジャマしてるが
しかし姨捨駅、ダメ押しがもうひとつ!!
それは!!!
運転手さん 「しゅっぱつしますよー?」
おれ 「ああはい! 乗ります乗ります」
、、、プシューーガタン!
それはーー!!
姨捨スイッチバック!!!!
これは窓を全開にして、目に焼き付けねば!!
当サイト・銀テツの過去記事で「スイッチバック」のことは、もう4~5回は話していると思うので、
しかしスイッチバックに敬意を払ってまた書きますが、
カンタンに言うと、
「急勾配に対して、行きつ戻りつ迂回しながら、ゆるやかに登る(降りる)走行法」です
スイッチバックで姨捨駅を後にすると、
窓の外には、先ほどの善光寺平が、今度はきちんと見わたせます
なるほど、これは広いな!
ガタタタン ガタン
風が気持ちいいな
~
am9:55 篠ノ井駅へとうちゃく
これにて、篠ノ井線、完乗!!
しかし列車は、そのままもう少し進みます
川中島駅ホーム!!
信玄かくごーー!!
ウギャーー謙信ーーー!?
という戦いが、ホームで繰り広げられていることはなく(当たり前だ)、
いつしか列車は、信越本線を走っているのでありました
もう少し、この列車は走ります
姨捨駅でボルテージが一気に上がったが、
今日の「メイン」はある意味これからと言えよう
どういうことか?
それは!!!!!!
(つづきます)
by dolmens | 2011-10-18 20:39 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)