山苞の道で (九千坊軍団との死闘)
◆2009年 11月下旬のある日◆
河童 「モハようございます」
おれ 「おはようございます」
朝です
久大本線ぞい、【田主丸】駅にきてます
前回に引き続き、JRウォーキングだ
河童 「モハようございまーす」
おれ 「おはようごぜます というか、河童だらけですね」
河童 「ええ」
おれ 「なぜ?」
河童 「ここ田主丸は、『九千坊の河童軍団』にゆかり深い土地なのです」
おれ 「九千坊の河童軍団」
河童 「10000匹の河童がいます」
そんなにいんのか 河童
まあ 行ってきます
~
耳納連山が 遠くに見える
「山苞(やまづと)の道」と呼ばれる、山あいの道をてくてく歩く
道ぞいの花がきれいだなーー
「紅乙女酒造」・「巨峰ワイン」
ワイナリーに着いた
見学だ
山を登っていく
祭りがあってるみたいだ
ワインの貯蔵庫
山の表面をずっと掘り進み、石レンガで固められて 作られている
入ってみよう
暗くて澄んだ空気を、ランプのかすかな明かりが コウコウと照らす
右手にはワインボトルの棚が、
左手のトンネル部スペースには、さらに古いと思われるワインが ずらり並んでいる
ワイン樽も 寝かせられてる
薄暗くて、不思議な空間だ
歌を歌ったら、心地よく響きそうだ
ずっと 歩き進んでいくと
階段を上がって、直売ショップに出た
樽の上にズラリと並んでいるのは、、、、ワインのボトルだ!!
「試飲し放題」だそうだ
ガボガボ飲む
ブルーベリーワインが超絶に旨かった
おもわず購入
アコーディオン少女
ワインも進むぜ、お嬢ちゃん
ショップの入り口で、くじをやってた
ガラガラ回すやつ
「一丁やったるか!」
高級ワインのボトル当てるぜイエーーイ
ガラガラ
残念賞のラムネが当たった
3本
重い
柿の試食コーナー
大量に準備されてる
モグモグ
これはうまい!!
タラフク食べる
~
ふたたびウォーキング
柿の農園
また ここで一休み
ここでも「どうぞ」と柿を振舞われ、あったかいお茶もいただく
んまい!
柿は良いね
「柿が熟して赤くなると、医者が青くなる」
の言われがあるように、
そうとうに栄養価が高いそうだよ
ひと心地ついたら、ふたたびテクテク
~
「もしもーし」
むっ 誰か呼んでるな
「もしもし もしもーーし」
誰だ! お前は誰なのだ!?
声の方を振り向いた
するとーーーー!!
おお!?
窓から、魔女の宅急便が こちらを見てる!!
さすがは河童の里
何が起きても変じゃないな
ふたたび とことこ
中央公園
お前が、九千坊軍団のカッパの親分か!?
河童 「いえっ 違う」
おれ 「なんだとーー!!」
河童 「だが、最後に会えるでしょう フハーハーハハーー」
言うや否や、ドロンと 煙とともに消えうせた
どうなってんだ、、、、
どうやら このウォーキング
雲行きが怪しくなってきたようだぜ
~
約9kmのコースも、ゴールが近づいてきた
先ほどの河童が言っていた、
「九千坊軍団の親玉に、最後に会えるでしょう」という
謎めいたセリフが 脳裏をぐるぐる回っている
着いた
おつかれ様でした
「フハハハーーー!! よくぞ来たな!!」
!! 出やがったか!!
お前が、九州最強の河童族、九千坊軍団の親玉か!!
「いかにも、さよう!!」
むむ!! 正体を見せやがれーーーー!!
「フハハーーーーー!!」
、、、、、、アヒル?
ということで、ゴール・田主丸駅の駅舎
ヘナヘナヘナとなった
この脱力感は、歩き疲れが原因なんだと信じたい
ワインたくさん試飲できたし、柿もたらふく食べたし、
コースは大満足でありました
PS.
まったくの余談だが
このあたり 筑後地方の河童は、
空中戦をするそうな
飛ぶのか カッパ、、、
by dolmens | 2010-01-22 17:36 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)