肥前の鉄道 1
◆2009年 8月終わりのある日◆
AM7時
モハよう
夏の朝日がまぶしいここは、佐賀駅であります
夏の18きっぷの5回分目で 本日、西を攻めます
次の列車の出発まで40分ばかりあるので、
ぶらぶら
佐賀駅を外から
怖い顔してる像と 駅舎との2ショット◎
ふたたびホーム
さて!
今から臨まんとするのは、九州西部の大動脈、長崎本線だ!!
干潟で有名な有明海に沿って、終点・長崎までを結ぶ路線
7:53 いざ出発!
ガタタン
~
とは言ったものの、
列車内は 見事なぐらいガラガラ
ううむ 大動脈のはずなんだが、、、
カタン カタン
田んぼの景色の中を、カタタン カタタン と走る
8:30
【肥前鹿島】駅
対向列車 待ち合わせのため、数分ほど停車
すぐに出発
ガタ
~
8:40
【肥前浜】駅
海沿いの風情が 色濃くなってきた
ここでも列車まちあわせで、数分停車
やがて 出発
ゴトン
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8:51
【肥前七浦】駅
いい塩梅の木造駅だ!
ここで途中下車
改札口も、味があってすばらしい
もちろん無人駅だ
チッキの跡も 土間の地面も、ノスタルジーを感じさせられるなあ
駅舎を外から
見れば見るほど 味わい深い
無人駅とは言え、わりと手入れされている感はある
駅舎の中に掲げられてた地図をみると、
歩いてすぐに干潟があるみたい
次に乗る列車が来るまで、まる1時間あるので
干潟まで行ってみることにした
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駅を出てまっすぐ歩き、5分もしないうちに着いた
おおーー干潟だ
泥だ泥だ
少し歩くとこんなものが
ガタリンピックて このあたりが会場なんだね
素朴なノリですな
体験学習会みたいなものが 開催されてた
ガタリンピック正式種目のうち 3つが行われていた
「ガタスキー」
むつごろう漁で使われるソリにのって、各チームの順位を競うリレー
「潟上 綱引き」
引けば引くほど潟に沈んでいくという、トホホな競技
「潟フライ」
ネーミングが脱力きわまりない
干潟を泳いで順位をきそう競技
はっきり言って、たのしそうだ!!
「おれもーーーーー!!」と飛び込みたい衝動にかられるが、
その後の行程に支障をきたすので、断念
ひとりポツンと、泥に手を突っ込み、感触だけ確かめる
泥とは言え、なめらかで温かくて びっくりだ
これは確かに気持ちE
~
ふたたび、肥前七浦駅にもどり
9:55 しゅっぱつ
ガタン
いったん もと来たルートを後退
北上だ
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10:26
ジャンクション駅、【肥前山口】 到着
50分ほど時間があるので、あたりをブラブラ
だが、わりと街なか
特に見たいものは 見当たらず
昼ごはんには少し早いので、店によることもなく
ホームに戻る
!!
今はなき「寝台特急さくら」の、乗車口ペイントの跡が
ううむ 切ないものを見てしまった
~
11:18
さて 列車きた!!
これから、佐世保線 のりつぶしてきます!!
西へ向かって、しゅっぱつ
ガタン
~
電化線とは言え、のどかな風景だ
カタン コトン
山の中もグングン走る!!
あたりは完全に 非電化ローカル線を走ってるような風情だ
不思議な感じだ
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そのまま次の駅にとうちゃく
数分とまるみたいだ
背後は 山だ
【永尾】駅
おもしろい形をした駅舎だ
11:50 ふたたび出発
ゴトン
~
ひたすら山だ
ほんとに電化線なのだろうか
しばらく走るも、やっぱり山
どうやら県境を抜けて、長崎県に入ったようだ
カタタン カタタン
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12:14
【早岐】(はいき)駅 とうちゃく
ゴールまでもう少しだ!
次の列車がくるまで 20分の停車時間があるので
駅の売店で、弁当と1リットルパックのお茶をかう
12:33 出発!!
ガタ
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12:46
ついたーーーー!!
終点、佐世保駅だ
これにて佐世保線、完乗!
おつかれさまでした
しかし安息は つかの間!!
すばやく次なる出発の準備をせねばならない
どこか?
どこに向かうのか!?
一体、どこに向かうのかーーー!!
(つづきます)
by dolmens | 2010-01-07 00:41 | ◆ 音楽と僕ラ (メイン)